9話目
ヤルゾ〜やったるわ!!!!
いつもと変わらない朝を迎える予定だった
でも今日はなんか違う!!
いつもより少し早い時間に家を出た
そう朝から気合いが入っている私
菅木津 柚希
160cm・女・16歳二年生
長い黒髪ストレートの女子
美人で成績優秀・スポーツ万能
才色兼備だがドジで妄想癖がある
趣味は読書とゲーム
地味な感じで委員長タイプ
実家が有名な空手道場なので彼女自身も有段者
門下生曰く彼女の蹴りは肌を斬るそうだ
キレるとメチャメチャ怖いそれが災いして中々彼氏が出来ないとか
[[菅木津 柚希]]
昨日からずっと私をときめかせて止まないのはあの階段での出来事からだ
サラッと親切をしてサッと去って行くあの方笑顔が忘れられない←そう見えた
今日会ったら昨日のお礼をして名前を聞こうそしてお知り合いになってゆくゆくは………
ブフーー!!
し、しまった興奮し過ぎて鼻血が……
妄想と鼻血を繰り返しながらも学校の校門まで着いた
「おはようございます」
と、そこで挨拶をしていたのは紛れもなく昨日のあの方←真司
が爽やかな笑顔と共に挨拶を振り撒いている
『よ、よし!!朝から運が良い!!こんな所で出会えるなんて……あれ運命!?
よっしゃ!!然り気無く挨拶をして昨日のお礼して、ついでに自己紹介して……よし完璧!!行け行くのよ柚希!!』
そして運命の一歩を踏み出し校門から学内へ入ろうとした
「ん?あれ?犬くんなにしてるの?」
と先に話しかける女子に戦意を削がれ何故か校門の端に隠れてしまった
『ちょっと何なのよ!!人が今行こうとしてる時に!!』
そして何やらその女子と親しげに話している
『誰だろ?彼女さんかな?』
そう思うとブルーになって行く
そこへ見覚えのある背丈と後ろ姿が入った
『あ、会長さんだ今日も小さいな』
等と思っていると
彼は笑顔を更に明るくし会長さんに話しかける
「……名前で」
「……」
「く!!……さ、さ真司」
『へぇ〜、真司くんて言うんだ///』
その後彼はなぜかボコられていた
そこで気が付いた彼の腕に着いている腕章に
[生徒会]
「へ〜真司くん生徒会なんだ///」
名前は真司で生徒会委員
思わぬ収穫をした
「げ!?ゆっこあんた何してんの?メッチャ怪しいよ」
何か汚物を見るような目で私に呼び掛けたのは
ちなみにゆっことは私のことらしい
「あ、麻里おはよう」
大玉 麻里
170cm16歳・女・高2年
柚希と同じクラスの親友
まさに今をトキメク花の女子高生、ナイスボデーだ、胸がデカイ
中々ノリのわかる娘
彼氏がいるとかいないとか
「あんた朝から変質者まがいのことしてんじゃないわよ」
グイと私の腕を持ち上げ立たせようとするが
「ち、チョッと今は不味いんだって……」
と麻里も同じ所にしゃがませる
「な、なんなのさ!?」
クイクイと指を指してあっちあっちと強調する
「ん?なに?……ありゃ真司と……会長さん?」
「うん、素敵だよね」
丁度真司くはなぜか地面にうつ伏せになって倒れていた……
あれ?今もの凄い名前を聞いた気が………
「麻里、真司くんの事知ってるの!?」
「だぁ〜うるせっ!!」
予想以上に麻里が近くにいたことに気付かず声のボリュームを考えていなかった
「あ!!……ごめん///」
道行く人や校門をくぐろうとする学生達からの視線をバッチリ引き付けてしまった
恥ずかしい〜///
「あ、それでさ麻里彼の事………」
「知ってるよヨ〜ク、幼なじみだし」
幼なじみですと〜!?
「私の家の前にある家わかるでしょ?あれアイツの家」
思わぬ情報をまたもやGETした
スンマセン
今更なんですがこの小説に関する
ご意見・感想・ございましたら容赦なください
作品をより良くするためご伝授の方お願い致します。