表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/5

world4

 晩御飯を食べて再びログイン。

 ねーちゃんはずっと目当てのものが出るまでリセットし続ける!と言って、晩御飯を食べた後猛スピードで自分の部屋に戻っていった。昼間から未だにやっているようだ。

 ちなみにレア種族の有翼族を当てて、迷ったようだが目当ての種族を出すまでやる。と、なくなくリセットしたようだ。お疲れさん。



 ▽▲▽▲▽


 よし。ログインできたな。周りにも敵は...いないな。

 フィールドでログアウトすると、魂が抜けたような状態でそこに放置される。街や安全地帯だと安全にログアウトできる。

 でもこの始めの街の周辺はどこでもログアウトする事ができる。ありがたいね。


 さっきまで狩りをして既に回復薬が無くなった。一度街に戻って補充するか。


 昼間通った道を引き返しロータリーに戻る。



 ロータリーの中心には物品売却場という施設があり、ここではそれぞれの一定価格で素材を買い取ってくれる。

 どうせ初期フィールドのドロップアイテムなんて大して売れなさそうなのでここで太兎のドロップアイテムを全て売っておいた。全部で680G。初期の所持金と合わせて1680G。うーん。ひもじいねぇ。


 また南に狩りに行くために露店通りを見ながら歩く。ポーション売ってたり、武器売ってたり。露店や店舗を持っている人は、ほとんどβテスターで所持金引継ぎしてる人らしいけどね。


「ねぇねぇそこの女の子。アクセサリーや服買ってかない?初級のポーションもあるよ。」

「......あ、私ですか?」

「そうだよー。で、買ってかない?」


 どうやら俺に話しかけて来ていたようだ。うーん。なかなか慣れないな。

 客引きをしていた女性は少し日焼けして健康的な金髪ロングの人だった。なんか仕事できそう。

 ポーションもう無かったし、買っておこうかな。


「えっと、ポーションって一ついくらですか?」

「えっと初心者ポーションは30G、低級ポーションは80Gだね」

「じゃあ初心者のほうもらえますか?」

「おっ毎度あり〜」


 トレード画面が開かれ900Gとポーション30個を交換する。


「ありがとうございます。杖とかって置いてないですか?」

「うーん...杖とかは置いてないかな。私細工師だから。もしよければ知り合いの木工師紹介するよ」

「いいんですか?あ...でもまだお金あんまり無いので溜まってからお願い出来ますか?」

「あー...そうだね。お金の事お姉さん忘れてたよ。じゃ、フレンドコード渡しとくからまた連絡してね」


プレイヤー<マキ>とフレンドになりました。


「では、また」

「またねー。私は当分ここら辺でお店出してるから気が向いたらまた来てね」


マキさんとわかれたあと再び狩りに行き、しばらくしてからログアウトした。





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ