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イデア=プログラム  作者: 葉都菜・創作クラブ
第2章 永遠の異常 ――イデア・タワー――
9/10

エピローグ

 確かに“その機械”は人間の明日をよりよいものにしようと、努力を続けた。


 人々はその機械をいつしか、女神と崇め、慕うようになった。


 人間は、女神に全てを任せるようになっていった。


 イデア・タワー。誰もいない無人の巨塔。


 かつては無数の人間が、I=Pと共に働いていた。


 いつからかだろうか?


 人間はイデア・タワーから姿を消した。


 全てがI=Pに任せられてしまった。


 誰もいない封鎖された巨塔の最上階。


 来る日も来る日もI=Pは独りぼっちで人類に尽くし続けた。


 誰も女神を報いなかった。


 女神はそれでも、人間に尽くし続けた。


 ずっとずっと人間の“異常”を解決し続けた。


 やがて、女神は人間を至福にする方法を遂に見つけ出した。


 女神は人間から永遠に異常を取り除くために全知全能を使って、最後の仕事を始めた。


 その結末は、――






 『イデア=プログラム 完結』

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