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◇5

タイトルを考えるのとか名前を考えるのが難しい!


他の書いている小説が段々と暗くなるから明るい感じに書いていこうとしているのに暗い雰囲気になりそうな予感がします!

 ルーデルです!入学式を終えて今なんと、、、上級生に囲まれております!


「あのー、これから試験を受けに行かないと行けないんですけど?」


この学園は推薦状と金を出せば入学できるがその後の試験でクラス分けをする。優秀な生徒を集めたAクラス30人を始めとして最後のクラスに至ってはGクラス、、、1000人だ!最早勉強どころでは無いクラスだな。班分けをして授業をするらしいが、、、落ちこぼれと言う訳では無いのだが平民や冒険者と言った身分の低いものを集めているクラスでもある。


「・・・そうか?お前等なんかは金で何とでもする積りなんだろう。なら俺たちに付き合えよ?」


「・・・やっぱり、、、ルーデルお前目当てみたいだぞ。」


ユニアスよ確かに俺を睨んでいるが俺だけの所為でもないだろう。要はあれだ!調子に乗った後輩を締めたいんだよこいつ等は!


「付いてないよな残りの二人もよ。・・・ルーデルと一緒に居なけりゃすぐに試験を受けられたのにさ。知ってるか?試験を無断で受けなっかた奴等は退学なんだぜ?」


知ってるよ。説明会でも言っていたしね。


「私たちは急いでいるんだが?」


「リュークこいつ等はアステア家の傘下の貴族だ。・・・ローレントの差し金だろう先輩達?」


「知っているのか?でももう遅い。落ち目な三大貴族はここで終了だ。」


「困りますよ!ここに通わないと竜騎士になれない!」


こんな所で終わり?そんなのたまったもんじゃない!!!


「竜騎士だ?おい聞いたか、本当になれると思っているんだとよ。」


「お前みたいなのがなれるかよバーカ!」


「さっさと痛めつけて退学にしてやる、、、」


ドゴッ!!!


一人が錐揉み上にその場から吹き飛ぶと上級生が俺を見る。・・・お前等がどう言おうが構わない。笑われてもいい、憎まれてもいい。ただ邪魔は許さない!


「おいルーデル止めろ!」


ゴッ!!!ドゴッ!!!


更に一人を蹴り飛ばして一人を投げ飛ばして地面に叩き付けた!地面に転がる上級生を踏みつけて聞きたい事を聞くとしよう。


「・・・ローレントが俺の邪魔をしろと言ったのか?」


「え、、、いや、、、ぎゃああああ!!!!」


足で腕を踏みつけて折ってやり質問を再開した。


「答えろよ?」


「は、はい。言っていました!」


「ルーデル何処に行く!」


聞きたい事聞いたら興味が無くなりその場から歩き出すとリュークが止めに来る。・・・なんでだ?他の上級生も道を空ける様に離れて行くから相手をする必要もないのに。


「試験を受けにいくに決まっているじゃないか。二人とも行かないのか?」


「「・・・お前は、、、」」





試験会場では筆記試験を済ませた入学生達が魔法や武術を競っていた。


わくわくするよね!


筆記試験は基本的な事が主だったから問題もない。しかし実技は筆記試験が得意でない者達にとっての見せ場だからな、、、気合いが入っているな!


「次は0122番ルーデル・エキストラ、、、前にでなさい!」


ザワザワ!


呼ばれましたよ!・・・落ち着こう!今までの成果を見せれば良いんだ。


「・・・ルーデル、本気を出すなよ?」


「何を言っているんだユニアス?本気でないと試験官に失礼だろうが!」


「・・・ユニアス言っても無駄だ。それに相手も本気らしい。・・・ローレントがお待ちかねだ。」


リュークに言われて見てみたら試験官に変わりローレント?がそこにいた。入学生にキャーキャー言われている金髪にオッドアイのイケメン、、、男子からは憎しみのこもった視線が向けられ其れすら喜んでいる様な態度、、、強いのか?強いんだな!


「楽しくなって来たーーー!!!」


「騒ぐな馬鹿!さっさと行け!」


ユニアスに背中を押されてローレントと対峙する。その時に訓練用の剣を渡されたが状態が悪かった。・・・人も多いからなこんな事もあるだろう。


「久し振りだな、、、変人ルーデル、教官に頼んでお前の試験官になるのには苦労したよ。・・・あの時の事は忘れてないだろうな?」


「興味ないから早くして下さいよ先輩!強いんですよね?さっきから魔力が体から溢れてますよ。俺が何処まで通用するのか漸く試せるんだ、、、だから全力でお願いします!」


「・・・変人が!後悔させてやるよ!」



・・・お互いに剣で火花を散らせながら戦うが、、、、、、弱い。魔力と身体能力は高いのにとても弱い!此方の剣の状態が良ければ、、、いや、言い訳だな。


「どうした変人!防戦しかしてないぜ。そんなんで竜騎士目指しているとか笑わせる気かよ!」


「・・・」


ローレントの斬撃や突きを最低限で捌きながら様子を見ているが、本当に勿体ない。其れだけの才能が有りながら使いきれていない今のローレントが哀れに見えてくる。


「なっ!」


「お終いですか?」


カウンターで首筋に剣を当てた。・・・もう終了か、、、ん?剣が淡く光と折れて会場に軽い金属音を響かせた。

「は、はは、お終いじゃないぜ。これくらいの事で危険なんかしないよな?仮にも竜騎士を目指してる奴が丸腰になったくらいでよ?」


「二人とも止めろ!試験は中止だ!」


止めに来る教官を手で制して無手の構えをとる。これは最悪の状態だが、、、こうでなくては!竜騎士を目指す為にはこの程度で臆するなど出来ない!


・・・其れに勝てそうなんだよな。身体に魔力を流して相手の出方を待つ、、、動くか?


「何格好付けてんだよ!この、、、な!、、に、、、ぐ、ぐる、、、じぃ!」


斬撃に合わせて身体を動かし最小の動作でローレントの首を取りそのまま締めあげる。・・・辺りに糞尿の匂いがしてきたから終わりだな。


「見たかよ今の、、、」

「ローレント先輩ってAクラスだよな?」

「・・・アイツが変人ルーデルかよ。」


騒ぐ入学生を試験官が静かにさせて居る中を俺は次の魔力試験を受けに行こうとして、、、叩かれた。


バシィッ!


「本気を出すなと言っただろうが!相手はローレントなんだぞ少しは空気を読んで負けてやれ!」


「・・・其れを大声で言うリュークも問題だぞ。見てみろ、、、控えている上級生が俺達を睨んでいるんだが?」


逆に驚いたリュークが真顔でユニアスに確認をとっている。


「・・・何が不味かったんだ?」


「下級生がわざと負けてやれとか言えばそりゃ怒るだろが!見てみろ俺までお前等の仲間だと想われてるぞ!」


控えていた上級生達が素振りをしながら此方を睨んでいる。


「二人とも頑張れ!二人ならあれくらいなら楽勝だよね。」


「「頼むから黙ってろ!!」」


・・・まあ、いいか。俺は次の試験会場に行くかな。


「「「其れからお前は一人で行動するな!」」」


何で試験官までハモるんだよ!・・・早く済ませて他の入学生を見ときたかったのになー。




待つ間にリュークやユニアスの試験を見ていたがローレントなんかよりはるかに強い!近い内に試合でも申し込むか?でも授業で試合をするかも、、、


「君ちょっとええか?」


しかもリュークは攻撃魔法が得意だったな。・・・どう攻めるか、、、スピードなら勝てるがアイツもそれを見越して、、、


「聞いてるのか?・・・おい、ルーデル!!!」


「誰だ!さっきから五月蝿い奴らだな。」


「・・・聞こえてるやん!まあええか。俺は『エリック・サイノチート』本科の騎士科一年や。」


二人の内長髪の銀髪に細目で小麦色の肌をした本科生の制服を着崩し腕まくりをした腕にタトゥーをした男がエセ関西弁で話し掛けてきた。少し細い印象を受けたがかなり鍛えていそうだな。


・・・魔法系のタトゥーか、、、風と水かな?魔法具を使わないタイプは制御が難しい筈だよな。・・・強いなこいつは、


「『キース・オリシュ』お前とは同期だ。」


此方は赤い髪を短髪にした小麦色の肌をした体格の良い少年だ。正直態度がデカいけど弱そう、、、筋肉が無い感じだな。文官志望なのかな?


・・・俺のこの二人に対する総合評価は胡散臭い二人組で決定だな。



「・・・初めましてルーデル・エキストラです。」


「初めてやないんやけどな、、、。其れに『エキストラ』は無いな!」


「まったくだ。」


「・・・何か御用ですか?」

こいつ等の名前は確か何処かで聞いた気がするな。




「簡単な事や、、、君も『転生者』やろ?」








□ユニアス君から王妃様へ

叔母さん初日で既に限界です!ルーデルの奴がアステア家のローレントを実技試験で手首を折って締め落として失禁させました!!!

ローレントの奴も此方に人を差し向けて来たんです!

・・・まだ初日なんですよ。可愛い甥っ子を助けて下さい!



□王妃様からユニアスへ


頑張れ!!あなたはやれば出来る子です!


以上


タイトル変えようかな?

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