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◇1

ルーデル・エキストラです。・・・いきなりですが5歳になりました。


まあ、大した事も無かったんだよ。日々をよく食べよく寝る、、、其れと礼儀作法や勉強をしている感じですよ。


調べてわかったのは『ファルメル王立学園』とか言う学園でかなりデカイ学校が有って、貴族以外に平民も通える学園なんだとか、、、騎士科以外にも沢山の学科が有るんだけど騎士は人気で二年の基礎課程を終えて優秀な成績でないと入れない、、、やってやろうじゃないか!


しかしそれ以上に問題も出てきたんだ。・・・大貴族は騎士になれば良いから竜騎士は必要ないんだとか、、、

これは父親の意見らしいけど父親が騎士にはとても見えないんだけどね?朝から妾とイチャイチャしやがって!・・・羨ましい。



・・・まあ、父親の方針だろうが、其れでも俺は竜騎士を目指すけどな!


其れから竜騎士に必要なのは戦闘技術に魔法技術と礼儀作法に教養、、、兎に角多いんだ!


此れは国家の顔でもある所が大きいんだろう。外国等での外交の場でも王家や重臣の護衛をするから馬鹿では色々と不味いのだろう。・・・強いだけでは駄目とは、、、燃えてきた!


更に大事な竜、、、ドラゴンだがこの世界の竜は騎士と契約すると姿を変えるらしい!なんだか機械の様になると本に書いて有った。移動時は竜の形で戦う時は鎧になるとか、、、凄過ぎるな竜は!!!まさに男の浪漫の塊じゃないか!


・・・関係ないけどグリフォンとか知能の高い魔物も契約できるらしい。本当にどうでもいいな。竜騎士が少ないから国の魔物対策には必要らしいが、正直興味が、、、



自分の事も調べたけど俺は先祖からの血なのか『魔力も多く丈夫な身体』だ。だけど攻撃魔法とは相性が悪くて支援魔法に才能が有ると言われた。その他も才能は並以下だが、、、魔法に関しては支援魔法だけが得意でも問題ない。其れに祖父は竜騎士で厳格な人物、、、更に他は兎も角として支援魔法を得意としていたと、家の護衛をしている騎士達が言っていた。これなら俺にも可能性は有る筈だ!



最初の頃は家来もいるのには驚いていたが、、、ちびったのが懐かしい。


此処にいる騎士達も王立学園を出た平民や格下の貴族の皆さんで話は役に立ったが『竜騎士になりたい!』と言ったら苦笑いをされた。


・・・諦めないからな!今年からは護衛の騎士達に武術も習う事になっているから絶対に認めさせてやる!


必要な物は大体が準備できそうだが本を読むとそれ以上に強靱な精神力と経験が必要なんだとか、、、経験?何の経験だよ!


更には騎士としての心構えに仲間との絆、、、この辺は転生者とか関係ないな。俺の苦手分野だ!


其れにしても最近特に使用人が話し掛けてくる。


転生者だぞ!みたいな活躍もすることが無い俺を大事にしてくれるのは有り難いが、次期当主として大事にされているのだろうけどさ。其れだとなんか俺自身の価値じゃないからな。


何時かは自分の実力で認めて貰える様に頑張るぞ!






□ルーデル・エキストラ


支援魔法S+ 天性の才能

肉体強化に始まり移動速度上昇と役立つ魔法が多いが攻撃には不向きな物が多い為か最近の流行ではない為に皆が避ける傾向にある。


攻撃魔法E− 才能無し

四大(火、水、風、土)に始まり複合する事で破壊力を上げる人気魔法


回復魔法D− 努力すれば扱えるかも?

絶対に必要な魔法で才能を持つ者は強制的に近い状態で習得を強要される。


魔法を使う為の魔法具は複数付けると扱いが難しくなる為一人一つが常識となっている。魔法具の質はそのまま戦力の強化になる為に重要視される。


□エキストラ家の次期当主で三大貴族の優秀な血を受け継ぐが攻撃魔法と回復魔法の相性が最悪で有る。これは竜騎士を目指すのに不利な条件になるが本人は祖父がなれたのなら問題ないと考えている。


体内に保有する魔力の質と量は高くまだ成長の余地がある。エキストラ家は優秀な者を数多く輩出してきた家系でその影響だと思われる。


家族の評価が低いために普通にしていてもエキストラ家の使用人や騎士達から期待されている状態であり其れだけ末期だとも言える。


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