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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

雑文純文「夜行列車に揺られ、朝目覚めにトンネルをぬけるとアイドルになっていた・・」

掲載日:2025/11/05

私は可憐で美しい深窓のお譲様。但し最近ちょっとお酒につぎ込み過ぎちゃってお財布の中は赤字続き。

なのでアイドルになって稼ごうと思います。そう、ファンのみんなが私のお財布っ!10PVが1リワードに変わる錬金術っ!


さぁ、男の子たちっ!私の美声に酔いしれるがいいわっ!サービスにちょっとだけパンチラしてあげるっ!

まっ、もっとも見えているのはペチパンツだけどねっ!


だけどこのペチパンツは魔法のバンツなのっ!だからこのパンツを33秒以上凝視した男の子はアイドルに変身しちゃうのよっ!

ふふふ、そんなえっちな男の子にはお仕置きだぁ~っ!えちえちえんじぇるビームっ!



俺は今、転勤先へ向かう夜行列車の車中で暇潰しにウーチューブを見ている。成る程、これが最近人気の『いただき女子ラリ子ちゃん』というやつか。

むーっ、これでなびく男がいるのかぁ?そもそも酒豪をアピールしている時点でアイドルではない気がするんだが・・。


そもそも俺は『見せパンツ』なんぞに興味はないからな。と言うか本来パンツ単体にはなんの価値もないはずなのだ。

いや、パンツ本来の機能としての価値はあるのだが、そこに『エロ』的なプレミアムなど存在しないのである。


だが世の男の子たちは何故かパンツに夢を見てしまうらしい。うん、実に嘆かわしい事だ。パンツにしか夢を見れないなど、もはや生きているとは言えない。


そして翌朝、夜行列車に揺られ、トンネルを抜けると車窓から明るい朝日が差し込んできた。

となればもう直ぐ俺が降りる駅だ。なので俺は鞄の中から手鏡を取り出し寝癖がついていないか確認した。


しかし意に反してそこに映っていたのは俺ではなかった・・。いや、よくよく見ると俺なのだが髪型や衣装が全然違う。

そう、なんと俺はいつの間にか女装『アイドル』になっていたのだっ!


呆然とする俺の脳裏に昨夜見ていたウーチューブのフレーズが蘇った。


「このペチパンツは魔法のバンツなのっ!だからこのパンツを『33秒以上』凝視した男の子はアイドルに変身しちゃうのよっ!

ふふふ、そんなえっちな男の子にはお仕置きだぁ~っ!えちえちえんじぇるビームっ!」


なるほど、男である以上、どんなに偽っても本能には逆らえないのだな。

だが、物事なんでも前向きに捉えねば成らぬ。

なのでその後、俺は転勤先で新たな営業方法『女装アイドル握手会』を駆使し未開拓の顧客に食い込んで結構な売り上げ成績を上げる事となったのだった。


「契約してくれないとお仕置きよっ!喰らえ、えちえちえんじぇるビームっ!」


-お後がよろしいようで。-

うん、末期症状かもしれない・・。と言うか、どこが純文なんだよっ!

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― 新着の感想 ―
ちょっっっっっっっろ(笑)
え……。 ほんとに効力あったんだ? っていうか得意先、チョロいな。
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