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XX~1回目



「で、毎日毎日、君は誰かに殺される、と?」



「そうなんです。ひどいときには一日に何度も」



「相手はどんな人間なんだい?」



「それがわからないんですよ」



「わからないことはないだろう。人が殺されるということは人を殺す人間がいるということだ。どちらかが欠けたら殺人は成立しない」



「本当なんです。うまく説明できないんですけど、最近ずっと、誰かに狙われているような感覚があって」



「それで殺される……」



「はい」



「ふぅむ。では()()()()の話をさせてもらうがね、なぜ君は今、生きているんだい? 殺されたんだろう? どうして生きてるんだ」



「生き返るんです」



「はぁ?」



「俺は殺されて一度死ぬけど、また生き返るんです」



「……」



「俺を殺し続けているやつを捕まえてください」



「君ねぇ、昼間っから警察をからかっちゃあいけないヨ」



「本当なんです。信じてください。絶対に俺の近くにいるはずなんです。そいつは今でも俺のことを見張って――」



「いい加減にしないか!」



 警官は眉根を寄せる。



「いい年をした男がなんて情けない。そうまでして人にかまってほしいのか」



「違うんです、俺は――」



「ここは警察だ。頭の問題は病院に行って見てもらえ!!」


「待ってください、あ、ああ、ああああ」


「おい、どうした」


「く、来る。またあいつだ。もうやめてくれ、俺を殺さないで」


「おい、しっかりしろ。なんだ、誰もいないじゃないか」


「い、嫌だ。やめてくれぇ、ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」




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