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優しい悪魔  作者: 化け猫
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初めての誕生日

皆さん、今日はおめでたい日です私の1歳の誕生日を迎えました。

よく良くこの1年振り返れば成長の過程は似ていたけどスピードは断然違いましたね。だって、私もう一言二言は喋れちゃいますし。何も無くても普通に歩いてますし、まぁまだ危なっかしい歩き方ですけど…。普通の人間の赤ちゃんだと2歳くらいたたないとこの過程にはなりませんよね?私赤ちゃんの事詳しくないからあまり分からないのだけれど…。

まぁ、とにかく今日は初めて私もミルクや離乳食的なものでは無くちゃんとした食べ物を食べます!

結構わくわく、ドキドキします!どんな味なんだろうなぁ〜。

『優夏〜1歳のお誕生日おめでとう〜!フルーツケーキだよ〜!あと他にも柔らかいおかゆよ〜。優夏のためにじいじとばぁばが人間界につてのある商人からお米を買取ってくれたらしいのよ。優夏良かったねぇ〜!』

『おお!人間界の米か!久しぶりだな!人間の食べるものは美味しいからな。』

『まーま、まーま』

『はいはい、急かさないの。ゆっくりちゃんともぐもぐしてから飲み込むのよ。まずはこのくらいかしらね。はーい、優夏〜あーんして。』

『ムチャムチャムチャ、ごっくん…』

『どう?優夏美味しい?』

『あ〜』

私は気の抜けるような声を出してしまった。何故ならすごく美味しいのだけれど…体が普通の食べ物に馴染んでいないせいで食欲がわかない…。

『あら、優夏〜もうちょっと頑張りましょ。はーい、あーん』

『うー。』

『はい、よく頑張りました!キラとツキもえらいえらい。』

二匹は優夏の座ってる両隣でムシャムシャとそれぞれのご飯を食べている。

すごく満足そうにペロッと口周りを舐め目を細めて幸せそうだ…。悪魔もペットも人間も食べてる時はみんな幸せなんだなぁ〜。

私の誕生日はあんまりご飯は食べられなかったけどその後にパパとままがプレゼントでくれた悪魔の女の子の中で人気なおままごとセットですっかりと気分が良くなって、おままごとセットで遊んでいるうちにいつの間にか寝てしまったのであった。

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