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優しい悪魔  作者: 化け猫
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心の1ページ

おはようございます。今日は花蓮ちゃんと華さんがいつもながら遊びに来てくれています。

最近では花蓮ちゃんも『まーまー、ぱーぱ』と言ったりすることができるようになってきました。控えめに言ってすごくかわゆくて。もうお姉ちゃんハァハァしちゃうと内心おもっています。

ちなみに私も最近じゃ、まーまー、パーパの他にキーラ、ツーキ、水晶やネックレスをキラキラと言うことができるようになってきました。

やっぱり悪魔は人間よりも成長が早く、それに人間の赤子とは少しだけ成長の過程が違うみたいですね。まぁ比較しようとするとまた難しいみたいだけど…。

そう言えば、最近じゃツキもキラも花蓮ちゃんに怯えたりする事はなくなってきてます。むしろ、自分からじゃれに行ってる時もあるくらいです。でもね、たまに危なっかしい所もあるんですよ。

例えば花蓮ちゃんがキラの背中に乗って歩いて〜!みたいにあーあーと言いながら待っていたり。それで焦れた花蓮ちゃんがキラの背中の上でぐでんと寝っ転がって楽しそーうに笑っていたり。いやね、お互い楽しそうだからいいんだけど、もしもがあったらと思うとお姉ちゃん心配で心配で…。

まぁ、子供は傷ついて成長するもんだよね。。

お、そんな事を思って眺めていたら花蓮ちゃんが寂しそうにこっちを見ています。なんで、遊んでくんないのと凄く目が訴えています。花蓮ちゃんよ。可愛すぎるぞ…。それは反則だよ。お姉ちゃんを虜にしてどうするのよ。

私も遊びに加わり、具体的にはネズミを使った遊びや、猫じゃらし2人と2匹で追いかけっこしたりと笑顔と笑い声がたえない遊び時間を過ごした。

しばらくすると花蓮ちゃんが眠たそうにし始めてぐずり始めた頃華さんが抱っこして花蓮ちゃんを寝かしつけた。その後そのままは2人はお家に帰って行った。


『いや〜華ちゃんとはいつも話し込んじゃうわ〜優夏も花蓮ちゃんと仲良くできてるみたいだし。ほんと近くに2人がいてくれて良かったわ〜。ね、優夏〜。』と言ってきたので私は『あー!』と口では答えた。本当ならばもっと口でも言いたいことはあったがいまはそれができないので話せるようになったら話そうとまた心の1ページに刻んだのであった。


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