表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
優しい悪魔  作者: 化け猫
32/47

淡い光

手を洗い終わり、ままが一息つくためコーヒーのような黒いものを入れている間に私は置いてけぼりにされていたキラとツキの面倒を見ていた。ただしくは遊んでいるようにしか周りからは見えないだろうけど。。

相変わらず2匹とも元気いっぱいでこれでもかと言うほど遊んでアピールが凄かった。きっと、置いてけぼりにされたのがよほど寂しかったのだろう。

そんなこんなで時間もすぎ、やっとキラとツキが遊びに満足した頃には私はへとへとになっていた。時刻ももう夕方、パパがもう少しで帰ってくる頃だ。

私は今寝たら夜寝れなくなると思い、寝ないように外でも眺めるかなぁ〜と何となく思い窓際まで寄った。

外には特に何も無く流れ行く雲何てものもなく。ひたすらに優しく光を帯びた月のようなものと小さく輝く星のようなものしかない。

それでも、外はまだ明るく感じる。はやくパパ帰ってこないかなぁ〜。と左右にブラブラ揺れていたら。ツキとキラも何してるの〜?と窓際まで来た。

一瞬視線を外から外したその時…。

『おーい!優夏〜ただいま〜!』と聞こえてきた。

そちらを見てみるとお出迎えして貰えたと思って超喜んでいるパパがいた。いや、実際はただ外を眺めていただけなんだけど…。まぁ、パパが喜んでいるならそれでいいよね。。娘心は複雑だよ…。

その後はいつも通りお風呂に入ったのだけれども。あまりに疲れすぎていて半分お風呂で眠ってしまった。

なので、ご飯の時の記憶とパパとままが眠りにつく時の記憶はなく私はスヤスヤと深い眠りについていたのであった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ