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優しい悪魔  作者: 化け猫
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悪魔は天使?

おはようございます。昨日私のキュートな寝顔が見れなくて皆さん残念でしたね。昨日は夜ご飯を食べた後すぐに眠ってしまいました。

ところで、今日は何をしてるかと言うと近所のお友達花蓮ちゃんと遊んでいます。

基本花蓮ちゃんは私が渡した物を投げたり、その投げたものを追いかけたりとハチャメチャに遊んでますが私が物を渡すとすごく嬉しそうで本人が楽しそうに遊んでいるので私も嬉しいです。

たまに1人で寂しくなると私のところまで来てひたすらにベタベタしてきます。

例えば近くまで来て『うーうっうー』とハイハイの姿勢で楽しそうにおしりを振ったりしてます。

やばいです。控えめに言ってめちゃくちゃ可愛くて天使かと思います。いや、悪魔なんですがね。

あー本当に大きくなった時が楽しみです。きっと可愛いんだろうな〜。男の子にモテてちょっかい出されたりして。そしたら私が守ってあげるからね。大丈夫だよ。花蓮ちゃんは渡さない!なんて、妄想をしてみたり。

花蓮ちゃんの事ばかりを最近よく考えているんです。あ。これはもしかして恋ですか。。

いえ。分かってるんですよ。冗談です。何でもかんでも恋に持っていくのは精神の年齢が中学生くらいだからだと思います。

なんか、豆知識風に自分のことを紹介してる私…虚しい…。

あーーーー!早く誰かと喋りたい!正確にはパパ、まま、じいじ、ばぁば、花蓮ちゃん、華さんと喋りたい〜〜。

『あーま、まーあ、まーまー。』

!!!でけた!

『まーまー、ばーば』

『うそ…優夏がまーまーって。。華さん聞いた!?』

『え、えぇ…。でも、まだ喋るのには早いんじゃ…』

『まーまー』

『…』『…』

『ウチの子天才だわ。そこらの天使より可愛い悪魔ちゃんだわ。』

『えぇ…凄いわ。花蓮も早く私の事ママって言ってくれないかな。』

『大丈夫2人で協力して娘達を支えましょ。』

『うん、夏美ちゃん、ありがとう!』

『ぶー。。』

2人で喋ってないで私を褒めてよ。まま。せっかくまーまーって言えたのに。。

『あらあら。ごめんね。優夏ほ凄いのよ。ただまま達びっくりしちゃって。。よしよし、よく出来ました、流石ママの子ね!』

『あう…』

『もぉ、ほんとに優夏は可愛いんだから、ほらままの全力前回のよしよしを堪能できないのかぁ〜』

『あらあら、夏美ちゃんと優夏ちゃんは仲良しでいいわね。うちの子はパパっ子で私のところにはあんまり来てくれないの…。』

『あら、そんな事ないわよ。花蓮ちゃんを見て見なさい。すごい見つめてるわよ。ほら、こっちに来て手を出してるわ。私もやって〜って甘えてるのよ』

『あぁ…花蓮。。気づけなくてごめんね。私はなんて…ううん。花蓮よしよし、可愛い私の子。愛してるわよ。』

まるで4人は聖母と天使の子のように見えた。全員悪魔なんだけどね!

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