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優しい悪魔  作者: 化け猫
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悪魔の悪夢 前編

とりあえず前編部分だけ…。後編明日か夜かければ。。

『おはよー、あらお父さんとお母さん帰っちゃったの?』

『あぁ、2人は朝早いからな。一応置き手紙があってそれと一緒に昨日のご飯のお礼に高い酒置いて言ってくれたよ。』

『あら、良かったのに。。今度お礼言わなくちゃね。』

『そうだな。じゃあ、そろそろ仕事行ってくるな。昨日はありがとうな。』

そう言って優太は夏美にキスをした。

『ほんとにもう…。いきなり来るのは反則よ。行ってらっしゃい。』

そう言って、夏美も優太にキスをした。

『あぁ…行ってくる。』

(おいおい、可愛すぎだろ。よし。今日も一日仕事乗り越えられる!うぉぉぉ)


『…』

その様子を優夏は壁越しに隠れながら眺めていた。いや、本当は隠れるつもりはなかったのだが私も行ってらっしゃいしようと思ったらあのイチャイチャシーンを見せられて、出ていくのは無粋な気がしたので隠れて気を使ったつもりだ。

まぁ、そこまで気を使わなくてもいいのは分かってるけど自我があると自分をある程度抑制してしまう。だからといって全ての本能に逆らえる訳じゃないよ。そこはみんなとおんなじ。って誰に言い訳してるんだか…。

よし、部屋に戻って愛しのキラとツキと遊びますかな。


テコテコテコ


ゆっくりしかまだ歩けないけど段々何もなしでも歩けるようになってきたので最近はよく歩くようにしてます。練習もかねて。

ふぅ、ついた。ほれ、キラさん、ツキさん遊びましょう〜。

そう頭の中でいいながら私が取りだしたのは猫じゃらしに似た形の物だ。パパが仕事帰りに知り合いから貰ってきてくれたらしい。

これに、反応するのはやはり猫に似てるツキだ。頭を下げお尻が上がってるように見える体勢から一気にその猫じゃらしに似た物にむかって肉球パンチ!その後じゃれ付きながら後ろ足で猫キック!猫キック!

そのじゃれているツキにキラが、ねぇ、僕とも遊んでーというような感じでツキにぺろぺろ毛繕い。

途中で遊んでいるのを邪魔されたと思ったツキがキラに肉球攻撃!それにキラはしっぽをふりはじめ逃げ回る!ツキはそれを追いかけ…。

え、私とは2人とも遊んでくれないの。2匹一緒にあそび始めた、キラ、ツキは何処かに行ってしまった。

ふん。こんな可愛い女の子ほったらかして2人とも酷いんだから。いいよ、いいよ、1人でお昼寝するから。

そう言ってそのばにぐでんと寝そべり拗ねた。

『あら、優夏どうしたの〜そんな所で寝っ転がって。あら、拗ねてるの?』

『…ぶー。』

なんでママは私の顔と態度を見ただけでわかるんだ。ずるい。

『ままと一緒にあそぶ?』

『あう!』

『あら、それなら新しい遊び思いついたのよ。このブロックを使って遊びましょ。』

『あーあー!』

久しぶりにみた。積み木みたいなものかな?よし、やってみよ。

『あら、優夏上手!ままびっくりしたわ!』

『あう!』

こんなのお茶の子さいさいだよ!まま!

『ふふふ。よく出来ました。じゃあそろそろママとおねんねしましょうね。』

『ぶー。』

えーもう!!はやいよーーー

『だーめー、良い子はおねんねのじかんだよ〜』

『うー。』


ままとお昼寝についた。


……



『あれ、なんだろう。夢…?』

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