小悪魔な妹
遂に向かいの子を出せた。ちなみに、男か女の子か迷ったけど女の子にしました。。これから楽しくなっていくんです。(笑)
皆さん、おはようございます。今私は凄く緊張してます。
何故なら、今目の前に初めて同い年の女の子がいるからです。見た目はすごくマン丸くてちょっぴり角がちょんっと生えていて髪は赤くまさに小悪魔って感じの子です
『夏美ちゃん、今日はお誘いありがとうねぇ、最近やっとこの子を連れて外を少し歩くって事が出来てきて…それに私あまりお友達もいないから今日誘ってもらってすごく嬉しいわ〜。』
『あらあら、いいんですよ。華ちゃん、私も華ちゃんが来てくれて嬉しいわ〜。それに優夏もさっそく花蓮ちゃんに興味津々みたいだし。ふふふ』
ちなみに、この華さんの子供花蓮ちゃんが向かいの子らしい。
にしても、すごく見てる…。もうガン見だよ。キョトンとしてほんと可愛いなぁ。同じ赤子と思えません。。
はっ。もしかして。私はもう廃れたおばさん!?
そんな事を思っていたら花蓮ちゃんが近づいてきて私の手をちょこんと触ってきた。
そして、うるうるした瞳で『あーあう。』と言ってきたので(なんて言ってるかは分からないけど)頭をヨシヨシしてあげた。
それをみたままさん二人は『あらあら、優夏ったらもうお姉さん気取り?ふふふ』『優夏ちゃんは優しいお姉さんみたいね。うちの子をよろしくね』なんてことを言っていた。
花蓮ちゃんは?を顔に浮かべながらも、楽しそうに『ひっひっ』と赤子特有の可愛い笑い方をして私にじゃれついてきた。
なんだろう。。この子凄く守ってあげたい。。
仕方ないな〜、花蓮ちゃんボール遊びしましょと言った感じでボールを渡してあげると流石は赤ちゃん。ポイッと投げてつぎは違うことをしようとし始めた。
まぁ仕方ない。ここは大人で優しいお姉ちゃんが面倒を見てあげよう。そんな気持ちで花蓮ちゃんと遊んでいた。
そうこうしてるうちに花蓮ちゃんがぐずり始めた。なので、花蓮ちゃんを警戒してるキラを目の前に置いてあげた。ツキは私の後ろに隠れて目の前に出されたキラを悲しそうな目で見ている。。
なにこれ。私まるで犯罪者じゃん。
花蓮ちゃんは流石は怖いもの知らずの赤ん坊。キラを捕まえてはしっぽや耳であそび始めた。。
キラはひとまず、大人しくしてれば危険はないと判断したようで、されたい放題だ…。
さすがに可哀想になってきたのでキラを逃がしてあげると、花蓮ちゃんが親の仇のような目で見てき、うるうるとした瞳で私に何かを懇願しているような目で見てきた。まぁ赤子なのでもっと内容は簡潔で素直なものなのは分かるので次はツキを目の前に置いてみてあげた。
そしたら、まるでさっきとは違う態度、つまりは超絶ニコニコして楽しそうな顔をしはじめた。
子供って単純だなぁ。。
逆にツキは裏切られたような顔でこっちを見つめていた。。ごめん。ツキよ。キラと交代制で頑張ってくれ。。
後で、沢山撫でてあげるから。。
私と花蓮ちゃん、ツキ、キラはしばらくそうして遊んでいた。そうしていたおかげか花蓮ちゃんは私、ツキ、キラとはいつの間にかうちとけていた。
華さんが、帰る頃に抱っこして私といきなり離れそうになった時は私に手を伸ばしてわんわん泣きわめいていた。
正直、すっごく可愛くてもう妹にしたいと思っちゃいました。。
これからは時々花蓮ちゃんも来るようになるだろう。私の日々はますます楽しくなっていくばかりであった。




