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優しい悪魔  作者: 化け猫
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いつもの日常

皆さんこんにちわ。起きたらキラ、ツキも気だるそうに起きました。あれ、ままはどこだろう。。でも、前より寂しくないな、キラとツキが隣にいてくれるから。

そう思いキラのお腹をもふもふしながら眠気と少しの寂しさを紛らわせていた。

そしたら声が聞こえてきた。

『あら、優夏起きたのね〜』

『あう!』

ままだ!私はままの方まで猛ダッシュならぬ猛ハイハイで抱きつきに行った。そうして、ままにベタベタしていたら、いつも通りままが『あら、甘えん坊さんね。可愛い可愛い』となでなでしてきてくれた。

ままのなでなでは本当に心地よく気持ちがいい。

そして、時間が過ぎそろそろ歩く練習をしようかと思いままから離れた。ままはあら遊ぶの?なんて言っていたが遊びじゃなくてミッションなのです。と優夏は1人で頭の中で反論していた。

私の立って歩く練習をキラとツキはひたすら眺めています。たまに、転びそうになると助けに来てくれるというなんて、できたペットなのでしょう。

そんなこんなで練習ははかどり結構歩けるようになってきました。まぁまだ疲労感は凄いのでハイハイから抜け出せる感じでは無いですがそのうちこの疲労感も慣れて立って歩くようになると思います。

そうなったらまま、パパは大変でしょう。常に歩き回る赤ちゃん。私ですら想像して自分が見てる立場になるとヒヤヒヤしますね。あはは。よし、あまり困らせないように工夫していこう。

少し休憩したらツキが構ってほしそうに頭をグリグリしてきたので不器用ながら優しく優しくなでなでしてあげた。そしたら寝っ転がってお腹を見せて来たのでそのお腹をひたすらもふもふしてあげました。それを見ていたキラが嫉妬したのかじっとこっちを見てボールを加えてきてしっぽを振って『わん』と言ってきたのでボールを遠くに投げたらキラはそれをおって口にくわえまた戻ってきてそれを何回か繰り返して遊んであげた。

ふぅ。人気者な私って罪な女ね。なんて馬鹿みたいなことを頭の中でおもっていたのであった。

そんなこんなをしていたらパパが帰ってきた。

『ただいま〜。』

『あう!』

『おかえりなさい〜』

『優夏〜。今日もお前は可愛いなぁ〜。いや、いつも可愛いのだけれど。』

そんな事をいいながら私の頬をぷにぷにしてきた。ちょっとこそばゆいけれど案外悪くはなかった。。

『あなた、だめよ、ちゃんとお風呂に入ってから遊びなさい』

母にそう言われしょぼくれながら父ははーいと返事をしお風呂に向かっていった。まるで夫婦と言うよりお姉ちゃんと弟みたいだ。ふと、そんな風に思った。

やはり、男の人は女の人より精神的に子供って論は悪魔でも同じなのだろうか。だがこの論も偏見が入っているはず。。

あー、なるほど。パパはままにだけ甘えん坊さんってことか。そう思えば腑に落ちた。

私もいつかは誰かにたくさん愛を感じ愛してあげ沢山甘えられたらいいな。今のママとパパみたいに。


毎度の日常だがそのあとご飯をみんなで囲み、寝室で一緒にみんなで寝たのであった。

キラとツキも2匹まるまって仲良く眠りについたのであった。

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