思い出の花
『あーぶーーーーーー。』
突然ですが私はすごい怒ってます!なんでかと言うと、パパが私の大好きでいつも一緒に寝ているぬいぐるみ、悪魔ちゃん人形の角を壊したからです!ほんとにぷんすか中です。
『ごめんな。優夏〜新しい悪魔にゃんこ人形買ってきてやるから〜。そんなに怒らないでくれよ〜。まま〜助けて〜。』
『もぉ、あなたったら。仕方ないんだから〜。はい、ちょっとその人形貸して。優夏〜いまママがなおしてあげるからねぇ。ちょっとまっててね〜。』
『すまない。頼んだ!じゃあ、いってくるよ!優夏もいってくるよ。』
『あーぶーーーーー、ぶー』
『あらあら、ご機嫌ななめね(笑)』
『あー、優夏〜。。(泣)』
そして、パパはしょぼくれながら仕事に行った。
ママがその後悪魔ちゃん人形を手早く綺麗になおしてくれた。。なおったのを渡された瞬間私の機嫌はもうなおった。
『あーーー、あうーーー』
ママありがとう、大好き〜!ぎゅー!チュッ
『あらあら、機嫌すごくなおったのね。パパのことも許してあげてね。きっと何かしらお詫びの品かってよそよそしく帰ってくるから〜。ほんとに昔からあの人はわかりやすいんだから〜。』
そんな事を言いながらママは昔のことを思い出しているのかにやにやしながら何かを思い出しているみたいだった。ママもパパとの思い出には花が咲いてるんだね。
『あらあら、ごめんね、優夏。そろそろ昼食食べましょう。』
『うーあー』




