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優しい悪魔  作者: 化け猫
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産まれ堕ちた日

()と『』は声のおおきさ、聞こえ方を表現したかっただけなのでどっちも父親母親の言葉です。1度消して連載にさせてもらいます。

((無事に生まれてきてくれてありがとう。ずっとずっとこの日を待ち遠しく思っていた。))


『なんだろう…優しい声がする…』




(この子の名前どうする?人にやさしく明るい子に育って欲しいから優夏ゆうかってのはどうだい…))((あら凄くいいじゃない、ゆうか〜パパとママだよ〜)







((あ〜なんかわかった気がした。私この世に生まれ堕ちたんだ。あれ、、でも、2人とも羽が生えていて角もあるし…って見るからに悪魔だよね。。てか、なんで私自我があるのだろう…。まいっか、とりあえず泣いて寝とこう、落ち着いたらまた考えよう。))

『おぎゃーおぎゃー』



『あ。そう言えば冥狂門に手続きしに行かないとだな』

『そうだね、でも今はほんのひと時の幸せの時間を堪能しましょう。』


『あぁ、そうだな、今は安らかに……』


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