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あの国の未来について


アインは4位の王国に着いた。


「久しぶりに来るなここは。」


「アイン様、私はここで案内をしますセイムといいます。」


「よろしく。」


「ここの市民に関しては、市民によって多数決で選ばれた方をその土地の管理者とします。」


「このやり方だと本当に王様になったみたいだね。」


「めったにいませんよ。領地の中に貴族のような制度をつける人は。」


「仕方ないよ。僕の領地は広すぎるからこの位しないと管理できないんだよ。」


「そもそも普通の貴族ではそのくらい広い領地を持たないんですよ。」


「それはそうかもしれないけど、実際にあるんだから仕方ないよ。」


「はい。」


「それで人は集めておいた?」


「はい。広間に集めてあります。」


「それじゃあ人生二回目の演説をするか~。」


そしてアインは自分の領地でやった演説とほぼ一緒の演説をした。そして…


「僕はここの土地をもっと発展させていきたい。そのためには僕の国からいろいろなものを持ってこないといけないけど許してほしい。ちなみに僕は領主としてここの管理はするけど、この領地の中にも貴族的なものを作って行きたいと思う。」


「領主様。貴族的なものとは?」


「元王国の領地を分けて、多数決で選ばれた人に管理させようと思う。」


「あなたの領地なのにそんなことをしていいのですか?」


「今からいきなり環境が変わっても大変だろうからね。」


「自分たちで管理者を決めていいのですか?こういうものは基本貴族様が決めてしまうものだと思っていたのですが…」


「ああ、それは今、君たちは王様や貴族に対して不満を持って反乱を起こしたのに、僕が勝手に決めては意味がないでしょ。ちゃんと税を払ってくれれば特には何も言うことはないよ。」


「そうだったのですね。今までの貴族様はそんなことを許してくれませんでしたので…」


「僕は別に支配したいわけではないからそこは気にしなくていいよ。」


「ありがとうございます。これからもついて行きます。」


「ありがとう。それじゃあ僕はもう帰るね。」


「はい。」


そしてアインは自領に戻った。


「アイン様、どうでした?」


「ああ、あの国のみんなは貴族や国王に対して不満を持っていたから市民の中から管理者を出してあげたらいいんじゃないかなと思って。」


「アイン様の行っている管理者とはほとんど貴族だと思っていいんですね。」


「うん。でも領内のことだから貴族とは呼べないからね。村長のほうが近いのかな?」


「アイン様、公爵であるあなたが国王様に言えば貴族にできると思うのですが。」


「貴族にはしてはいけないんだよ。」


「何故です?」


「貴族だとその人に対して何も言えないけど、管理者なら管理者に対して市民のみんなも意見が言えるからそのほうがいいんだよ。」


「そうだったのですね。」


「それじゃあ問題も解決できたから再び旅に出ようかな。」


「クランと商店に関してはどうします?」


「今まであの国内で行けてなかったところまで行っていいよ。」


「それじゃあもっと多くの国に進出できますね。」


「そうだね。もっといろんなところに出て市民を助けていこう。」


「それは国の上位陣にとっては恐怖なんですけどね(ボソッ)」


「何か言った?」


「いえ、何も言ってません。」


「そう?それじゃあ行こう。」


「分かりました。」


そしてアインは再び旅に出た。


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