同盟会議
場所が移ってアインの場所では…
「さて、島のほうに人口は集まりだしているかな?」
「報告では、興味本位で、多くの人が島へ行っていますが、その中でしっかりと島に住んでくれるかはわかりません。」
現状では、島には想定していた人数以上に人が行っている。
しかし、その人たちが、しっかりと住んでくれるかはわからないのだ。
「それでも、本来の予定よりは、多くの人が行っているんだし、できるだけ多くの人が住んでくるといいんだけど。」
あの島に関しては、現状の自然災害の心配はない。
まず、津波に関しては、帝国の魔術師の力で、どうにかなるし、魔物に関しては、カモである。
「まぁ、僕たちにできるのはここまでだ。
あとは、各国の反応を見るしかないな。」
そう、今回は、自国に対して、攻めてこようとしている国に対するけん制が目的なのだ。
つまり、今回、一番大切になるのは、他国の存在である。
~バルバロット帝国肯定側~
「さて、今回の軍事演習にはどのような目的があるのだろうか…」
「おそらく、初めての軍事演習ということは、何かしらの目的があるのだろうな。」
今、数人の国王と、それを守る兵士がとある施設に集まっている。
そこは、最近できた場所であり、目的としては、アインの同盟国の中でも、同じ大陸の同盟国の者たちが相談する場所を作るという目的だった。
つまり、今ここに集まっている国王に関しては、アインと同盟関係にあり、なおかつ、同じ大陸にいるという共通点を持っている国のトップなのだ。
「それに関しては、私の方で、ある程度の情報を持っている。」
そう話したのは、この大陸の中で、比較的最初のほうからアインの同盟国として活躍をしていた国の国王だった。
「ほう?それは何なのだ?」
「前のダンジョン攻略大会に際して、バルバロット帝国及び我々同盟国に反旗を翻そうとしていた国がいたそうだ。
あの大会に関しては、我々の同盟国以外の国も参加していたので、そのようなことが起こってしまってもしょうがないのかもしれないが、さすがに自国内で、そのような反抗的な意思を見せられて、放置したままではいけないということだそうだ。」
「なるほど?つまり、今回の作戦に関しては、その国に対するけん制というわけですな?」
「私のきいた限りではそのようだ。」
「それでは、今回は、我々がとくに何かする必要はないということだな?」
「たぶんだが、そうだな。」
「それでは、我々はいつも通り、この大陸の同盟国の今まで以上の発展を考えるほうの会議に入るか。」
アインの目的が分かった、同盟国は、自分たちの管轄外ということが分かり、自分たちは、自分たちの国の発展を考えることにしたのだった。




