表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
30/550

3年後

あれから三年たって僕は十歳になった。今日は三年間にあったことを振り返ってみる。


一つ目はクランだ。


最初はみんなでせっかくやるくらんだからある程度大きなクランになればいいなと思って他の領地などにも派遣したけどまさかいろんな領地でいろんなことをしてくるとは思ってなかった。


ある都市では、最強の冒険者の集まりだといわれ、ある都市では何でもこなせるクランだと言われ、ある都市ではメンバーが強くなれるくらんだといわれた。


さすがに王都や有力貴族の納める都市のクランは強く今でも張り合っているが、下級貴族などの納める都市ではほぼ我々のクランが一強となっていた。


「そもそも最初からクランのメンバーの数が20万人って多かったのに、みんなが現地で増やしていいからってどんどん増やしていくから今では100万人くらいクランメンバーがいるし。」


「それはただでさえ冒険者が多いのに、モンスターが多い辺境の地や王都や公爵領以外の領地の冒険者はほとんど我々のクランに入っていますから。」


そう、我々のクランはとにかく人数が多くなってしまっていた。


二つ目は実家のことだ。


久しぶりに帰ったら僕宛にいろいろな手紙が来ていたらしい。


でも、この手紙のほとんどが招待状か、婚約者の推薦なのでパーティーは十歳になってから、婚約者に関しては僕にはすでにいるからと断っておいた。


三つ目はその婚約者のことだ。


僕にはすでに第二王女のリリスとカルタナ公爵家のセシリアがいたけど結局もう一人の公爵嬢のシルク嬢も婚約者になってこの三年間で結構王都や僕の領地でデートをした。


この前もみんなに指輪をあげたけど僕が作った鉱石で作っていろいろな魔法をつけたおかげでこの世のほとんどの攻撃では傷つかない体になってしまっていた。


四つ目は領地のことだ。


領地に関してはこの三年間でやっと名前が決まった。

その名はグランド領。

これで僕の名はアイン・フォン・ベルナード・グランドとなった。


そして、僕の領地は周辺で問題を起こした領主の土地が全部僕のものになってしまったのでさらに大きなものになってしまった。


そして僕の領地が大きく、王女様などとも婚約者で、軍が強すぎるので、公爵になった。


ついでに言えば僕の騎士たちが商人をやっていたおかげで、この土地にいろんなものが外からやってきたり、この街からいろんなものが出ていたので結構な量の金が回りこの領地はより良い方向に向かっていった。ついでに言えば我々の騎士の商会は30個くらいあるのだがその中から商会ギルドの上位ベスト100に20個の商会が入っていた。


たぶんこの三年間で起こったことはほとんどが説明できたと思う。


ちなみに僕は10歳になったので、親に付いて行って貴族の子供を紹介しあうパーティーに出なくては行けない。


しかし、今までで子供の時点で公爵になっていた人はいなかったらしいので僕は前代未聞の人物となってしまった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ツギクルバナー
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ