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強制連行


そして、次の日になった。


「よし、今日はダンジョントラップ当日だったな。」


「はい。その通りです。それでは、転移魔法をかけますか?」


「そうだね。ダンジョンの何回くらいがいいんだろう。」


「主要人物たちばっかりなんですから、500階層くらいで良いんじゃないですか?」


「それもそうだね。」


そして、アインはダンジョンに転移魔法のトラップを設置した。


「これで良いかな?」


「大丈夫でしょう。しばらく待ちましょう。」


そして、他の作業をやっているうちに、数時間が経った。


「何人くらい集まっているかな?」


「分かりませんが、できれば全員が良いですね。」


そして、13人くらいが居た。


「これって全員?」


「いえ、1人だけいないそうですね。しかもトップが。」


「何で、居ないんだろう?」


「どうやら、今も家で王城を攻め落とす方法を考えているようです。」


「そうなんだ。でも、ここで人数を減らしてしまえば作戦も完成しないし、まずはこの13人を倒そうか。」


「はい。」


そして、アインは、トラップについていた、感覚麻痺の魔法を解いた。


「うぉ!何だここは?」


「どうして、こんな場所に居るんだ?俺たちはさっきまでダンジョンに居たはずだが。」


「そもそも、ここはどこだよ。」


そして、アインは困惑している冒険者に対して、こう言った。


「ここは王城だよ。君たちが壊そうとしていた、政府のトップの場所さ。」


「何だと!?」


「本当なら、ありがたい。今ここで、内側から壊してやるぜ。」


そして、冒険者たちは武装をし始めたが、その前に、アインが言葉で抑えた。


「まぁ、待ちたまえ。君たちの相手はこのエリがやるから。」


アインがそういうと、広間の奥から完全武装をしたエリが出てきた。


「何だ?女じゃないか。」


「さすがに俺たちをなめすぎじゃないか?報告は聞いているぜ。この国の隊長が、冒険者ギルドに居た後輩たちを叩き潰したってことは。」


「でも、俺たちは人数が少ない分、1人1人の力はあいつらよりも強いんだ。さすがに女1人には負けはしないよ。」


「そうだそうだ。」


そんなことを言って、冒険者たちは時間をかけて行った。


「そんなことをいっている暇があるなら、早速戦えば良いじゃん。」


「そ、それもそうだな。皆!ここで勝って、隊長の手を煩わさせずに終わらせるぞ。」


「「「おう!」」」


「それじゃあ、始めようか。」


そしてアインは、広間に防護壁を作った。


「よし。これでお互いに思いっきりやって良いからな。」


そして、戦いは始まった。


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