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敵対国


そしてエリが貴族たちにアインが国を作りたいから、協力してほしいといって、一週間がたった。


「アイン様、貴族たちから連絡が来ました。」


「それでどうだった?そもそも、いくつの国に僕の貴族がいるの?」


「それはまだ、アイン様がこっちに来て貴族になりたいって言う人が慣れていない場合があるのでこれ以上も多くなる可能性はありますが、今は全25ヶ国で貴族をやっている人がいます。ちなみに国としては認められました。」


「いくつの国が賛成して、いくつの国が反対したの?」


「それは21ヶ国が賛成をし、他の4つの国が反対をしました。」


「理由は?」


「賛成の国の大半は、説得した貴族を信用していたり、話を聞いて、こちらに手を出したくない。又は、うちと貿易をしたらこれ以上に国が繁栄するのではないかと考えたものです。」


「そうなんだ。それじゃあ、反対した人たちの理論は何なの?」


「それは4種類の反応がありまして、一つ目はまだ、あまり兵貴族のことを信用していなくて、とりあえずは反対していたという理由です。二つ目は自分の国は最強、そんな国がでくきるくらいなら自分の国の領地にしようとしている人です。」


「それっていつかこの国に来るんじゃない?」


「来ると思います。しかし、この国の100分の1も国力はないので安心してください。」


「そうなんだ。それで後2個は?」


「それは、私たちの大陸に多かった、ただ単純に国王が屑な国と、自分の国以外にあまり興味がない国です。」


「分かったよ。正直に言って、最初の国は何とかできそうだけど、他の国はできなそうだね。」


「正直に申しまして、難しいでしょう。」


「それじゃあ、一応戦争の用意をしておくか。」


そういうとアインは魔王に少し兵を送ってくれと連絡をした。


「それじゃあ、ここはもう国になるんだね。」


「はい。もうなっています。」


「それじゃあ、賛成してくれた国とは貿易をやっておきたいから条約を結びたいんだけど…」


「それでは私が各国の貴族と交渉をして、条約を結んでおきますね。」


「お願い。それで他には報告はないって事で良いの?」


「あ、一個だけ報告があります。」


「何?」


「さっき申しました二つ目の国のと同じような考えを持っている国が、魔国を見つけまして、それを理由に勇者を呼ぼうとしています。」


「勇者を呼ぶって言うことは異世界から人を呼ぶのか…無理やり防いでみようかな。」


「アイン様は勇者召喚を防ぐことができるのですか?」


「うん。召喚の原理って、空間同士の壁を無理やり開けることだから、壁が壊れた瞬間に僕が壁を直せばこっちには誰もこれないはずだよ。」


「そうなのですか。それでやるのですか?」


「いや、召喚は邪魔しないで置くよ。その勇者がちゃんとしていれば国が良くなるだろうし、もし悪かったら、僕が神として勇者を消す。」


「アイン様にしては珍しい強硬手段ですね。」


「うん。勇者を一国の国王が倒したらただの殺人だけど、神としてなら、天罰にできるからね。」


「分かりました。それでも一応この国には兵を何人か送っておきます。」


「それじゃあ、この国をもっと良くしていこうか。」


そしてアインは良い勇者が出てくることを願いながら、国の成長を目指して頑張って行った。


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