表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
88/228

負魔結晶12

早朝、船は大勢の魔法省職員を連れてやって来た。

教職員、生徒はほぼ全員眠らされている。

「あなた方以外は、全員寮ですか?」

代表者は出迎えに来た葉月と樹に問う。

「いえ。ですが、関係者は部室に集めております」

「わかりました」

代表者とは、葉月が対応した。

眠っている教職員と生徒達の名簿を代表者に渡す。

「A班は男子寮、B班は女子寮へ」

その言葉により、2班はそれぞれの寮へ異動する。

「俺はA班に向かいます、今回関わった者の処理はあなた方に委ねます」

残り一枚の紙は、男性に渡された。

葉月の元夫、阿川幸成にである。

「栗原と大山はそれぞれの寮の助っ人をしろ」

「はい!」

そして栗原と大山は去る。

「葉月、お前のせいで駆り出された」

「たまにはいいでしょ、働きなさい」

幸成のさぼりぐせは昔からだった。

だからこそ、部下が苦労させられる。

それでも、いざというときは頼りになるのだ。

「じゃあ、部室に向かいましょう」

葉月を先頭に、彼等は歩き始めた。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ