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負魔結晶3

「翔!」

今条治と総平は、翔と鬼ごっこをしている。

それ自体は例えであるが、二人が翔を追っているのは事実だ。

それでも建物内に翔が居るのでスクーターから離れざるを得ない。

「待て!」

追いかけてはいるが、追いかけられてもいる。

総平は条治のサポートで辛うじてだった。

「くっ!」

足の元々速い条治は翔にとって厄介だ。

直接操ろうにも彼が止まらないのだから術をかけようが無い。

「足に魔力をためて速く走るのイメージしてみて、上手くいけば高速で走れるから」

スクーターから離れる直前、臣は条治に告げていた。

普通の追いかけっこでは埒があかない。

条治は舌打ちをすると、スターティングポーズをとる。

心の中で、合図を出す。

レディ、ゴー!

条治はそれを合図に走った。

二人を追い抜く。

だが、速すぎて階段のエリアより向こうに行ってしまった。

「中務、今のは⁉」

総平は条治に問う。

条治は臣にアドバイスされたと告げた。

翔は下へと逃げていく。


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