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バスケ部の事件5

「もっと攻めろ!」

「お前、そこはそうじゃないだろ!」

塚原正毅は激を飛ばす。

樹はそんなバスケ部の光景を座って見ていた。

「雰囲気、違うね」

樹は武人に言う。

それは、活動停止中に見学した時と比べてだ。

「でも、上達したのも事実だよ。キツいけどね」

「楽しい?」

「楽しくは、無いかな?」

「そう…高坂は?」

「相変わらず、部活には来ないよ」

武人は残念そうだ。

「甲斐は、入る気は?」

「すまない。だが、尽力はする」

「尽力?」

「気にするな」

樹はフッと笑った。

「時枝、やる気無いなら帰れ!」

「はい、戻ります!」

武人は立ち上がる。

「そうだ、今週の土曜に校外で試合があるんだ。見に来ないか?」

武人の言葉に驚く。

それは、樹が望んだ事だった。

「行くよ!」

「じゃあ、後で詳細教えるな!」

そう言うと、武人は走っていった。

「戻るか」

樹も立ち上がる。そして、体育館から出ていった。

今度は、高坂貴史に会わなければならない。

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