表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
222/228

突然の合宿指針9

「は、何だこれ…」

橋に居る人は走る。

だが、皆が皆そうな訳では無い。

勿論、陸地の人々も逃げ出す。

橋に火が点く。

老夫婦と親子連れが逃げ損ねる。

「抱えて逃げろ!」

親子連れに叫び、母親はそうする。

既に人々は逃げきっていた。

舌打ちすると、橋を修復する。

後は老夫婦だけだ。

「ゆっくりでいいからこっちへ!」

老夫婦に叫ぶ。

しかし、それは難しそうだ。

「よく頑張ったね」

樹だった。

老夫婦の側に降り立ち、二人を簡単に抱え、戻って来た。

幸い公園には、池の側にはもう居ないだろう。

颯が止めると、橋は崩れ去る。

「大丈夫⁉️」

二人がやって来る。

「結城、頼む」

本当は水の魔法で消す方が良いが、ここには居ない。

影で覆うのだ。

翔は頷くと、魔法を発動した。

相手の魔力が強いのか苦戦はするが、ゆっくりと水面を影で覆う事に成功した。

「ふうん、消せるんだ」

樹の耳に、そう聞こえた気がした。

一般人の魔力だろうと無視していたが、其方を見る。

そこには二人の少女が立っていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ