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私怨の復讐4

「ほら来いよ」

信弥は挑発する。

だが、和田直人は戸惑うばかりだ。

勿論、今から全力でいく気は無い。

もし、本気で殺しにかかれば甲斐樹に拘束されるからだ。

それ以外はどうとでもなる。

直人は樹に目でどうすればいいか訴える。

樹が頷くと、直人は意を決する。

魔力を、炎をコントロールするんだ。

直人は右手を突きだし、左手を右手首に添える。

目を閉じると、想像する。

目を開けると掌の先で、炎が集まりだした。

信弥は観察する。

魔法省にいながらこの程度とは、つまらない。

これは基礎中の基礎だ。

魔力コントロールし、属性魔法を作るだけ。

魔法省に和田直人が入ったと聞きやっと復讐が出来ると歓喜したというのに、残念である。

「なんだ、その程度か。期待外れだな」

信弥はは呟くと、地面に手をつく。

すると、直人に向かって一直線に岩の槍がどんどん出現する。

しかし、それはなにかに阻まれた。

「邪魔しないでくれよ、兄貴」

舌打ちをし、信希を睨んだ。

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