表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
177/228

学園都市の混乱12

「上手く…」

卓は鍵がかかったのを見ると両手を前方に出す。

「行け」

呟くと、いつもより大きな水の固まりが出た。

これは試し打ち。だが、コントロールは上手くいく。

女子生徒は吹き飛び、花竜巻も後ろに下がった。

「次」

これだけでは足りない、懐に飛び込まなければ。

直接負魔石を砕かなければいけない。

両手の平を外に向けて回す。

それにより幕を作った。

魔力を上げ、その幕を厚くする。

彼女は立ち上がっていた。

そして、再び花竜巻は強くなる。

卓はその中を、進んでいった。

彼女は他の魔法は使えなかった。

そう、ただ暴走していただけなのだ。

突っ立ったままの彼女に、卓は進む。

そして、宝石付きチャームを見つけた。

「正気に戻って下さい」

卓は言うと、宝石を砕いた。

それと同時に竜巻は彼女から離れる。

そして竜巻は消え、花びらはひらりと舞い落ちた。

皆、校舎から出てくる。

「条治、戻ってたの?」

「ああ。卓、無事で良かった」

条治は卓に抱きしめた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ