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学園都市の混乱5

総平は自己紹介を走りながらする。

といっても、お互い知っているが。

情報交換をすると、その後負魔石の対処法を聞いた。

それは魔力で砕くというものだが、簡単で難しい方法だった。

「宮野、大丈夫か?」

貴史は理子に問う。

「ええ」

イヤリングは片方になった事で症状は軽くなっていた。

「それ、負魔石?アクセサリーみたいだけど…」

「はい、上級生に貰いました。俺のは壊れたから宮野のを片方使ってます」

「じゃあ、その上級生が犯人?」

「あ…」

総平が言って初めて気付く。

それは盲点だった。

「兎に角、学校へ向かいましょう」

唯一の下級生、卓の言葉に皆頷いた。

その後、がさがさと緑が揺れる。

一人の青年が立ち上がったのだ。

「その話が本当なら…」

隠れていた姿を現すと、耳のアクセサリーを触った。

そして、総平達が去るのを見ると彼等と同じ方へ走り出した。

そう、学校へ向けて。

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