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水の魔法使い達9

「金本美月さん、漸く起きましたね」

そこは魔法省管轄病院の中だった。

あの後負魔石から解放され、火は意図も簡単に消えた。

此所に二人を搬送し、水魔法使い達は解散。

そして事情聴取の為、金本親子の眠る病室に樹は一人で居た。

「あれ、私…?貴方は?」

「私は魔法省の者です。貴方は魔力暴走を起こしました」

「魔法省?マリョク、暴走?」

「はい。貴方は負魔石という宝石によって、暴走を起こしてしまいました。ですから、その経緯を教えて欲しいのです」

「宝石?」

「お母さまの持っていた負魔石付きピンと同様のものがある筈です」

「お母さん!」

「眠っています」

樹の後ろで樹の言う通り、眠っていた。

「心配ありません、後に目が覚めるでしょう」

「わ、わかりました」

樹の言葉に取り敢えずホッとする。

「それでは、心当たりを教えて下さい」

美月は数日前の放課後に思いを馳せる。

そして、何でもない筈の放課後の出来事を話したのだった。


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