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魔法省訓練2

「ここが魔法省か…」

翔達は大きな建物を見上げる。

樹と最寄り駅で合流すると、徒歩で魔法省まで来ていた。

葉月は学園から滅多に離れられないので、引率者は樹である。

「そこから特別入社届けを貰って」

四人は言われた通りにする。

樹は社員出入口から入った。

「トレーナーと部屋の申請はこっちで済ませたから案内するよ」

まずは部屋である。

翔と総平、条治と卓で案内する。

鍵はカード式で各々渡される。

そのカードは制限式のものだ。

「次は正式登録。これはトレーニングとは関係無いけど、ここに来たからには必須だ」

そこで待っていたのは臣だ。

「卓君以外はそっちで登録してね」

そう言われ、翔は訳がわからないまま従う。

「卓君はこっち。プロフィールを登録しないとね」

そう臣は言うと、パソコンの前に座らせる。

名前や生年月日等を記入し、卓は臣を見る。

「向こうはまだ終わってないから、新型でやるね」

プロフィールデータを直接移すと、卓を中に入れる。

すると、機械が起動した。

「名前を開示ください」

音声ガイドが喋る。

「高森卓」

すると、先ほど送ったプロフィールが宙に現れた。

「このデータに間違いは無いでしょうか?」

「はい」

「では、魔力を発動して下さい」

卓は目を瞑り集中する。

訓練は何度もした。

目を開けると手のひらから水を出す。

「魔力感知、身体データスキャン」

すると、回りから光が迫った。

「終了しました、お疲れ様でした」

それだけ言うと、機械は始まる前に戻った。

「うん、問題無し。これで実用化できる」

臣は満足そうだった。

一方、漸く三人目の条治が身体データを取り始める所だった。


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