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魔導同好会2

「彼女はいつも無茶を…」

樹はため息をつく。

葉月は昔から無茶ばかり言う。

だが、昔この高校を中退した身だ。

まさか今更高校生活を送る羽目になるとは思わなかった。

そんな時、この場所に人が来る気配がした。

そして一瞬の魔法の気配がする。

「甲斐樹さんですよね?」

いきなり声をかけてくる者が居た。

今は放課後、グラウンドの見える三年校舎屋上で雪村愛里を監視、観察していた。

「何かな?」

樹は振り向こうとする。

だが、身体が動かなかった。

「君、何をした?」

「何の事ですか?」

声の主は平然としている様だ。

樹はため息をつくと目を閉じる。

そして魔力を以て破る。

他愛の無い事だ。

「何か用かな?」

平然と振り向き、再び問う。

彼は、目を輝かせていた。

「俺の影踏みを解いた!嬉しいな!同じ名前で魔法も使える!声をかけて良かった!」

嬉しそうに彼は言う。

「俺は結城翔、君と同じ一年生だ!魔導同好会に入ってくれないか⁉」

結城翔は更にそう続けたのだった。



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