表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/26

番外編1 サキュバスの事情

完全に本編とテンションが違います。一度はこういうの書いてみたかった……

注:エロ要素はいっています。15歳以下の方はお読みにならないようお願いします。

この世界では混血種、つまりハーフやクォーターが非常に多い。それは1000年前のかの勇者が以後の世界で魔物と対立しないように融和政策を推し進めたからなのである。魔界への監視兵派遣や共通言語作成などやってきたことは非常に多いのだが、今回はそれは置いておくとしよう。

みなさんは少しだけ疑問に思ったことはないだろうか。なぜこの世界にはハーフやクォーターがそんなに多いのか、つまり私が言いたいのは異種との交配、ようはセッ○スしたいものなのか、そういうことなのだ。

結論から先にいうと、この世界の大人たち、人間に限らずオークやエルフといった種族、はてはスライム種といった一見人間の形をしていないものさえエロ……もとい物好きがおおいのだ!

今回はその中でもエロく、そして異種からも人気の高いサキュバス種を紹介する。彼女たち(もちろん男性もいるが) は1000年前の戦いでは最後の方まで勇者側と対抗していたれっきとした魔族である。勇者が後世に伝えたところによると堕天使や竜王といった魔王種を除けば、サキュバス種が一番手ごわかったといっていた。彼女らは「夢」をつかさどり、勇者たちが寝ている間も容赦なく頭の中で攻撃していたからである。

ではその攻撃とは一体何か。紳士諸君は可能性を思い浮かべたに違いない。だがここであえて言おう。淫夢であると!

勇者たちは夢の中という対抗できない世界の中でひたすら快楽を強要され夢精を促され続けた。朝起きると服はべとつき、すえた臭いで同行していたエルフやマーメイドや冷たい目を投げてきたという。

この性質は1000年たった今でもあまり変わっていない。妻となったサキュバスはベッドの上で愛を求めあい、激しく絡み夫が疲れ果て眠りに落ちても、夢の中に入り込み快楽を続けるのだ。新婚の夫はしばらくは疲れ切った顔をしているという。

さて、サキュバスの体の特徴はまず何よりも魅惑的な顔をしていることだろう。二重瞼で大きく整った瞳、見るものすべてがむしゃぶりつきたくなるような真っ赤な唇、そしてきめの細かい肌。顔はエルフやアルラウネ種と違って押しなべて美人が多いというわけではない。しかしほんの少しだけ崩れた顔は完璧に整った顔よりも余計に発情しやすいのだという。

さらに体つきもすごい。こちらは総じて豊満な体をしている。歩くたびに揺れるような柔らかい胸、きゅっとくびれた腰回り、お尻の部分もかわいらしい尻尾が余計にエロさを際立たせている。

そしてサキュバスの驚くべき特徴として挙げられるのが愛液である。この愛液はなんと媚薬の効果があるのだ。サキュバス自体はこれの影響で常時発情状態。顔を赤らめて息を荒くして異種に取りいる。そして誘惑された異種も体を1つにしようものなら強力な媚薬の効果が表れて腰を永遠に振り続けるようになってしまう。絶頂を迎えても陰部は充血したままの状態となり、そのまま第二回戦へ突入である。サキュバスの喘ぎ声も異種に興奮作用をもたらしこれらがかわるがわる異種を刺激するので性交は朝まで続くどころか3日3晩続けられるといわれる。そして寝たら寝たで前述したように夢の中でまた精をむさぼられる。

これほどうらやま……もとい、恐ろしい種族はいないだろう。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ