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イザヤ書第7章、解読文章

第7章の冒頭に、主に出会った場所をほうふつさせる記述が記されている。


その状況はほとんど同じである。


それはこの子が悪を捨て、善を選ぶことを知る前に、あなたが恐れているふたりの王の地は捨てられるからである。


※その人物が悪事を行うことを捨てて、善を選ぶことを知る前に、恐れている二人の権力者は地に捨てられる。バビロンとカルデヤ人の権力者の意味である。


冒頭に主に出合った場所の暗示が隠されている。


起きている意味においてはAである。


わたしは報復の意味を捨てて、人々が悪を捨てて善を学び、生きることを悟らせることを伝えている。

イザヤ書第7章

7:1ユダの王、ウジヤの子ヨタム、その子アハズの時、スリヤの王レヂンとレマリヤの子であるイスラエルの王ペカとが上ってきて、エルサレムを攻めたが勝つことができなかった。

※ヨタムは「主は完全である」という意味。

 アハズは「主は所有する」という意味。

 ペカは、ヘブライ語で「開く」という意味。

(主は完全であり、その人々を所有するので、その言葉を聞く者は、責める者がいても負けることがないという意味)

※イスラエルが一度周辺諸国と戦ったが、負けることはなかった。


7:2時に「スリヤがエフライムと同盟している」とダビデの家に告げる者があったので、王の心と民の心とは風に動かされる林の木のように動揺した。

※スリアとは、現代のシリアのこと。

※エフライム、彼にちなんでヨーロッパ系の男性名としても用いられ、ロシア人の名前に見られるエフレムに対応する。

(シリアとロシア(ヨーロッパ)は同盟して、友好国であるという意味)

(しかし、ダビデの末裔が神の言葉を伝えるので、この土地の人々はその怒りを受けるので動揺している)

※その言葉を伝えるのは、ヤコブを意味する者。

※後に起きる、世の中の破壊を意味する。


7:3その時、主はイザヤに言われた、「今、あなたとあなたの子シャル・ヤシュブと共に出て行って、布さらしの野へ行く大路に沿う上の池の水道の端でアハズに会い、

(その時、主は神の救いをもたらす者に云われた。)

(今、あなたと残りの帰ってくる者と共に出ていって、)

※その啓示を受ける者と、それに従い残りの帰ってくる者と共に、地上に出ていって、

(「布さらしの野へ行く大路に沿う上の池の水道の端」、わたしが主に出会った場所を彷彿させる言葉。)

(その場所で、彼にその意味を与える為に会い、)

※イザヤは、ヘブライ語で「ヤハウェは救いなり」を意味する言葉。

※「シェアル・ヤシァブ」とはイザヤの息子の名前です。

※アハズ、Ahaz|「彼はつかんだ」|ヘブライ語。

※イザヤが「残りの者が帰ってくる」というメッセージを秘めた息子を連れて行ったという故事。


※イザヤ書には、「残りの者」の特徴が記されています。

(1) 神のさばきを免れた残りの者は常に少数派ですが、その者たちがイスラエルの過去と将来をつなぐ存在となること

(2) 残りの者たちだけが、やがて神のもとに帰ってくるということ

(3) 残りの者たちは常に、真実をもって主に信頼する者であること


(いま、あなたと残りの者が帰ってくるので(神と真実を知った者)、それらの心は漂白されて白くなり、大路を歩いてその場所まで行く。)

(そこには、完全なる主が待っているという意味)


7:4彼に言いなさい、『気をつけて、静かにし、恐れてはならない。レヂンとスリヤおよびレマリヤの子が激しく怒っても、これら二つの燃え残りのくすぶっている切り株のゆえに心を弱くしてはならない。

(彼に云いなさい、気をつけて、静かにし、怖れてはならない。)

(その者らが激しく怒っても、これら滅びる者を見て心を弱くしてはならない。)

※スリヤは、現在のシリアを意味する。

 シリアに勢力を置く者ら⇒イラク北部に台頭する者の遠吠えである。

※レマリアの子=ぺカ、Pekah|「目の開いた」|ヘブライ語

※「これら二つの燃え残りのくすぶっている」、最後のあがきの遠吠えである。

※「気をつけて、静かにし、恐れてはならない。」、警戒をして、静かにそれを静観し、恐れてはならない。


7:5スリヤはエフライムおよびレマリヤの子と共にあなたにむかって悪い事を企てて言う、

(この者らは、あなたに向かって、悪いことを企てて言う。)

※シリアに勢力を置く者らは、欧州および一度悟りを開いた者と共に、あなたに向かって言う。

※レマリアの子=ペカ、Pekah|「目の開いた」|ヘブライ語

※現時点、イスラム国の参加者が欧州出身者もいる現実。


7:6「われわれはユダに攻め上って、これを脅し、われわれのためにこれを破り取り、タビエルの子をそこの王にしよう」と。

(我々は、この場所に攻め上って、これを脅し、自分たちのためにこれを破り、偽りのダビデの子をその王にしようと)

※要するに、偽りの王を立てようとする。

※ユダ=ユダ族 - イスラエルの子ユダを祖とする、とされるイスラエルの一部族の意味。これの意味はユダ族の末裔のいる国、日本を指す意味。

※その日本に対して、何らかの脅しの言葉があるだろう。

※「われわれのためにこれを破り取り」=侵攻(破壊)を企てるという。


7:7主なる神はこう言われる、

この事は決して行われない、また起ることはない。

(主なる唯一神である方は言われる)

(そのことは決して行われない、また起きることはない)

※その企てを防ぐ、主の滅びの宣告がある。


7:8スリヤのかしらはダマスコ、

ダマスコのかしらはレヂンである。

(シリアの首都はダマスカス)

(ダマスカスを支配する者はレヂンのように打たれる)

(このシリアの国は、機能しないように打ちのめされる)

※大きな破壊がある。

 列王記「すなわちアッスリヤの王はダマスコに攻め上って、」

「これを取り、その民をキルに捕え移し、またレヂンを殺した。」

※すなわちイラク北部に台頭する支配者は、ダマスカス(シリアの首都)に攻め上がって、

 これを取り、キルはシリア地方に攻め込んだアッシリア帝国(イスラム国を意味する)の侵略にさらされた。そしてこのシリアの支配者は命を取られる。


7:9エフライムのかしらはサマリヤ、

サマリヤのかしらはレマリヤの子である。

もしあなたがたが信じないならば、立つことはできない』」。

(エフライム族のかしらはパレスチナ)

(パレスチナのかしらは目を開く者である。)

(その者らを信じることがないならば、立つことはできない)

※要するにそこ言葉を知り、それを受け入れないと助かることはない。

※この場合、エフライムはエフライム族、イスラエルの12部族を意味する。

※サマリヤ、サマリアは元来は、パレスチナ(イスラエル領を含む)北部に位置した北イスラエル王国の首都の名であった。


7:10主は再びアハズに告げて言われた、

(主は、再びアハズ(主は所有するという意味)に告げていう)

※主は再び、主の所有する者に告げて言われた。


7:11「あなたの神、主に一つのしるしを求めよ、陰府のように深い所に、あるいは天のように高い所に求めよ」。

(あなたは神を信頼して、主だけをもとめよ、その意味が深くて、とても高い意識のところにある)

※その意味を探して、その答えを求めよ。隠されているので、その意味を探すには深い場所も、高い場所も見る必要がある。


7:12しかしアハズは言った、「わたしはそれを求めて、主を試みることをいたしません」。

(しかし、主が所有する者は言う、「私はそれを求めるだけで、神を試すことはしません」

※その言葉を聞いたことを大切にして、主を信頼し、神を試すことはありません。すべてを任せると言う意味。


7:13そこでイザヤは言った、「ダビデの家よ、聞け。あなたがたは人を煩わすことを小さい事とし、またわが神をも煩わそうとするのか。

(ダビデの鍵をもつ者よ、聞け、あなたがたは人を煩わそうとし(悩まし)、また自分の神を苦しめることをするのか)

※要するに、愚かな行為を繰り返す意味。

 いたずらに働いてしまうと言う意味。


7:14それゆえ、主はみずから一つのしるしをあなたがたに与えられる。見よ、おとめがみごもって男の子を産む。その名はインマヌエルととなえられる。

(それゆえ、神はひとつの徴をこの世に託した。)

※インマヌエルは二つの言葉、インマヌ(われらとともにいる)とエル(神)を組み合わせた名前で、「神はわれらとともに」の意味である。

(要するに、その意味を伝えに来る聖霊(雄牛の方)を与える。)


7:15その子が悪を捨て、善を選ぶことを知るころになって、凝乳と、蜂蜜とを食べる。

(その子が悪を捨て、善を選ぶことを知るようになり、凝乳(疑いもなく、理性的な乳)

※蜂蜜の効用

  「わが子よ、蜜を食べよ。これは良いものである、

  また、蜂の巣のしたたりはあなたの口に甘い。

  知恵もあなたの魂にはそのようであることを知れ。

  それを得るならば、かならず報いがあって、

  あなたの望みは、すたらない」

  (箴言24:13~14) 。とあるように知恵を学ぶ。)


7:16それはこの子が悪を捨て、善を選ぶことを知る前に、あなたが恐れているふたりの王の地は捨てられるからである。

(この意味ある子が悪を捨て、善を知る前に、二人の王のいる国は捨てられるからである)

※この意味がバビロンとカルデヤびとの意味。

 その大きな勢力を神が見捨てる。

 その地域の滅びの宣言をする。


7:17主はエフライムがユダから分れた時からこのかた、臨んだことのないような日をあなたと、あなたの民と、あなたの父の家とに臨ませられる。それはアッスリヤの王である」。

※アッスリヤ、メソポタミア(現在のイラク)北部を占める地域、またはそこに興った王国。

※その王国が、わが民(日本人)に対して、ある事態が起こるようなところに身を置く。


7:18その日、主はエジプトの川々の源にいる、はえを招き、アッスリヤの地にいる蜂を呼ばれる。

※アッシリア人は、蜂蜜ををケガや火傷の治療に使ったと言われている。

※その日、主はエジプトのナイル川の源にいる、ミツバチを意味するやけどの治療を行う。要するに、その罪の償いをさせる。


7:19彼らはみな来て、険しい谷、岩の裂け目、すべてのいばら、すべての牧場の上にとどまる。

※彼らはみな来て、その地域(イラク北部)を占領する。


7:20その日、主は大川の向こうから雇ったかみそり、すなわちアッスリヤの王をもって、頭と足の毛とをそり、また、ひげをも除き去られる。

(その日、主は大川に向こうから雇ったかみそり(洪水の意味)、すなわちかつて神格化されたイエスキリストをもって、それらのいらぬ者をそぎ取ると)

※このアッスリアは、アッシュルの名はチグリス川上流にあった国土とその中核となった首邑の名であり、かつそれらを神格化した神の名でもあった。という記述から、この意味はかつて神格化されたイエスをもってとなる。


7:21その日、人は若い雌牛一頭と羊二頭を飼い、


7:22それから出る乳が多いので、凝乳を食べることができ、すべて国のうちに残された者は凝乳と、蜂蜜とを食べることができる。

(その者らが、真実に気がつくように、その疑いのない乳(白いもの)と心の火傷を隠すもの)


7:23その日、銀一千シケルの価ある千株のぶどうの木のあった所も、ことごとくいばらと、おどろの生える所となり、

7:24いばらと、おどろとが地にはびこるために、人々は弓と矢をもってそこへ行く。

7:25くわをもって掘り耕したすべての山々にも、あなたは、いばらと、おどろとを恐れて、そこへ行くことができない。その地はただ牛を放ち、羊の踏むところとなる。

(人々は、いばら(神の試練)を受け、そのおどろの花言葉「愛のささやき」を聞き、そこへ向かってゆく)

(牛(ヤコブを意味する)と、イエスキリストが踏みつけるので、その場所は立ち行かない)


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