イザヤ書第16章、解読文章
モアブの託宣②
イスラム教を信じる者らの預言の言葉。
神の託宣
それゆえ、モアブは泣き叫べ、
民はみなモアブのために泣き叫べ。
全く撃ちのめされて、
キルハレセテの干ぶどうのために嘆け。
(それゆえ、イスラム教徒は泣き叫べ)
(民は皆、イスラム教のために泣き叫べ)
(それらは、全く打ちのめされて)
(偶像崇拝のために墓場となるから、泣き叫べ)
しかし今、主は語って言われる、「モアブの栄えはその大いなる群衆にもかかわらず、雇人の年期とひとしく三年のうちに、はずかしめを受け、残れる者はまことに少なく、力がない」。
(しまし今、主は語って云われる)
(「イスラム教の栄えは、その大いなる群衆にもかかわらず、しもべの意味ある年月が赦されるときから、三年の家に、はずかしめと裁きを受け、残る者は、わずかであり、その力(栄華)は消えうせるであろう」)
起きている意味においてはAである。
その残れる者はごくわずかだといわれる。
イザヤ書第16章
16:1彼らはセラから荒野の道によって
小羊をシオンの娘の山に送り、
国のつかさに納めた。
(彼らは、ヨルダン南西部の町から荒野の道を歩いてくる)
(神と解約を交わした、再来のイエスが神の契約を果たすために来る)
(世界を治めるために来られる)
※セラ、アラビア語の現在名はワーディー・ムーサー。旧約聖書ではセラSelaと呼ばれた。ナバテア王国の首都であり,106年,王国のローマ併合以後は一時属州アラビア州の州都であった。
※ヨルダン南西部の町。
※「シオンの娘」とは神の契約者を意味する。
小羊はイエスキリストを示す言葉。
16:2モアブの娘らはアルノンの渡しで、
さまよう鳥のように、
巣を追われたひなのようである。
(その時、イスラム教の娘らは、アルノンの川の渡しで)
(さまよう鳥のようになり)
(住む場所を追われて、彷徨うであろう)
※アルノンの奔流の谷は旧約聖書に登場する川である。死海東岸モアブ最大の川である。現在のワディ・エル・ムジブであると言われている。
※モアブのもう一つの意味は、ヨルダンの一部族の意味もある。
16:3「相はかって、事を定めよ。
真昼の中でも、あなたの陰を夜のようにし、
さすらい人を隠し、
のがれて来た者をわたさず、
(相談して、事を決めよ)
(真昼の中でも、あなたの陰を夜のようにし、)
(その逃げてきた者らを、敵に渡さずに匿うことだ。)
※今起きている事実が交渉事だからだ。
16:4モアブのさすらい人を、あなたのうちにやどらせ、
彼らの避け所となって、滅ぼす者からのがれさせよ。
しえたげる者がなくなり、滅ぼす者が絶え、
踏みにじる者が地から断たれたとき、
(逃げまどうイスラムの者には、逃れる道を作れ…。)
(彼らの避けるべき場所となって、滅ぼす者から逃れさせよ。)
※獣のようなやり方をする容赦のない者たちから逃れさせよ。
(しえたげる者がなくなり、滅ぼす者が絶え、)
(踏みにじる者が地から断たれたときに)
※モアブは、イスラムを意味する言葉。
正確な意味はヨルダンの一部族がカラフ県出身である意味。
※現在のヨルダン・ハシェミット王国のカラク高原地域(カラク県)にほぼ等しい。という記述から。
16:5一つの玉座がいつくしみによって堅く立てられ、
ダビデの幕屋にあって、
さばきをなし、公平を求め、
正義を行うに、すみやかなる者が
真実をもってその上に座する」。
(一つの玉座が慈しみのよって堅く立てられ)
(ダビデの星を受け継ぐ者が、幕屋にあり)
(さばきをなし、公平を与える)
(正義を行うに、速やかなる者が立ち)
(真実とまことをもって、その玉座につく)
16:6われわれはモアブの高ぶりのことを聞いた、
その高ぶることは、はなはだしい。
われわれはその誇と、高ぶりと、
そのおごりとのことを聞いた、
その自慢は偽りである。
(我々は、イスラム教の高ぶりの事を聞いてきた)
(その高ぶることは、はなはだしい)
(我々は、その誇りと高ぶりと)
(その心にあるおごりの事を聞いた)
(その自慢する意味は、真実ではない)
※そのモアブの者の高ぶりを聞いた者がいる。
その意味を知る者は利巧者である。
16:7それゆえ、モアブは泣き叫べ、
民はみなモアブのために泣き叫べ。
全く撃ちのめされて、
キルハレセテの干ぶどうのために嘆け。
(それゆえ、イスラム教徒は泣き叫べ)
(民は皆、イスラム教のために泣き叫べ)
(それらは、全く打ちのめされて)
(偶像崇拝のために墓場となるから、泣き叫べ)
※キルハレセテの干ぶどう、灼熱と乾燥の意味。
イスラムの墓場が、干しぶどうのようであるという記述がある。
※イスラム教徒のお墓の意味だという。そして、一方は乾しブドウに、一方はミイラになって行く。という記述から。
16:8ヘシボンの畑と、
シブマのぶどうの木とは、しぼみ衰えた。
国々のもろもろの主が、
その枝を打ち落したからである。
その枝はさきにはヤゼルまでいたり、
荒野にまではびこり、
そのつるは広がって海を越えた。
(ヨルダンの地域には、良質のブドウ畑を見ることはできない)
(その地域のもろもろの王が、その枝を打ち落としたからである)
(その枝はさきに神の助けが得られる場所までいたり)
(そのつるは、広がって海を越えてその場所まで届いた)
※ヘシボン、
※シブマのぶどうの木、(良質のブドウ畑を見ることはできない)
※ヤゼル、アモリ人の都市。ヨルダン川の東に位置していました。モーセの時代に,イスラエル人はヤゼルとその周辺地域を奪取しました。
ヘブライ語で、「神が助けてくださるように」という意味。
16:9それゆえ、わたしはヤゼルと共に、
シブマのぶどうの木のために泣く。
ヘシボンよ、エレアレよ、
(それゆえ、わたしは神の救いをもたらす者と泣く)
(その場所には、よい考えは満ちていないからだ)
わたしは涙をもってあなたを浸す。
ときの声が、あなたの果実と、
あなたの収穫の上にふりかかってきたからである。
(その罪が、あなたがたのさばきの時に降りかかるからである)
16:10喜びと楽しみとは土肥えた畑から取り去られ、
ぶどう畑には歌うことなく、
喜び呼ばわることなく、
酒ぶねを踏んで酒を絞る者なく、
ぶどうの収穫を喜ぶ声はやんだ。
(その土地では、享楽は奪い去られ)
(その神の怒りのために、恐怖を味わう)
16:11それゆえ、わが魂はモアブのために、
わが心はキルハレスのために、
琴のように鳴りひびく。
(それゆえ、わが魂はイスラム教のために)
(わが心は、その地域の者らのために)
(怒りを示す)
※キルハレス、
16:12モアブが高き所に出て、おのれを疲れさせ、またその聖所にきて祈っても、効果はない。
(イスラム教徒が、高き所に来て、おのれを疲れさせ、またその聖所にきて祈っても、もはや効果はないであろう)
16:13これは主がさきにモアブについて語られたみ言葉である。
(これは、預言として主が、イスラム教について定められた言葉である)
16:14しかし今、主は語って言われる、「モアブの栄えはその大いなる群衆にもかかわらず、雇人の年期とひとしく三年のうちに、はずかしめを受け、残れる者はまことに少なく、力がない」。
(しまし今、主は語って云われる)
(「イスラム教の栄えは、その大いなる群衆にもかかわらず、しもべの意味ある年月が赦されるときから、三年の家に、はずかしめと裁きを受け、残る者は、わずかであり、その力(栄華)は消えうせるであろう」)