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『真空空真デート記』  作者: 空紀真可


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20/62

『恋愛肉食系少年の恋愛草食系ハーレム国デート』


○真空空真想像創造世界。恋愛肉食系少年の恋愛草食系ハーレム国。真空空真、029くん。会っちゃった、口説かれちゃった、振っちゃった。


▽029くん「そこのお二人、僕、相手がカップルでもかまいません!、僕と結婚を前提にお付き合いしてください」


「僕ら結魂むすびこんしてるから無理なんだよ、ごめんね」


△結魂とは、唯一の相手を決め、浮気できなくなる方法だ。真空空真は結魂している。


▽「ねぇ、君、あのお客さんが並んでる家の持ち主?、何やってるの?」


「全員、僕の過去未来の妻です」


「あわ〜」


「空真、見るんじゃない、空真が汚れる」


「失礼よそれ」


「僕は、僕も彼女らも汚れたとは思っていません!」


「ごめんね〜」


「空真は昔、浮気性だったんだ、すまない」


「美紀のことは忘れて!」


「美紀のことは忘れない、愛してる」


「美紀空真のことは?」


「超越愛してる」


「ならいいです。ぼくも超越愛してるよ、真空の存在をね」


「オレも、美紀空真という存在を超越愛してる、空真」


「す、すみませんでしたー!」


涙目で逃げていった少年、振られて、目の前でイチャイチャされた、居づらかったのだろう。


「「ごめん」」


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