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第34話 ロマンチックな娯楽

 あれから一週間わたしは解放された 暫くは判子は見たくない…


 今日は午後からお茶会を開いた ガハハおじさん達が加わり 賑やかな茶会になった。「ガハハハハ 神よ この様な場で申し訳ないが 早急に許可を頂きたい件があるのだが」「はい なんでしょう?」「材料が枯渇している山の探索発掘の許可を口頭で済まぬが頂きたい」


 そうだよね これだけの街の発達だもの


「わかりました許可します」「ありがとう 神よガハハハハ」

「小夏私達からもお願いがあるの」「なにユーリ」「小夏ちゃんと小春ちゃんに修行をまたお願いしたいの」 既にユーリ達は人外になってると思うけど…「良いじゃろ」「あらあら 頼もしくなったわね」

「ガハハハハ 神よ わしも参加させて貰っても構わぬかガハハハハ」


 こうして幹部全員の修行が始まった

 

 わたし達は滝に来ている

「小梅紹介する」「サキュバスの玉ちゃんだ」

「あらー可愛い子ね 小夏から粗方の事は聞いてるわ よろしくね」

ウィンクしたよ…か 可愛い 小夏達より幼く見える。

なに其の尻尾…さ 触りたい…いかんいかん


「小梅です よろしくお願いします」


 はっ!ミハエルは…小春をガン見かよ!ぶれない男だ!


 デクとボーをわたしはジト目で見た…2人が青ざめ震えてる?


「男共は此方玉ちゃんの指示に従え!」「女共は小春の指示に従え!以上」女性陣は修行の成果を1日目から上げていた。男性陣はあれから10日 姿を消した。


「これ美味しい」「なんて言う食べ物なの?」「ピザよ」

みんなで詰所の食堂でランチをしている。

「ガハハハハ良い匂いがするのう」ガハハおじさんだ。

「此方におりましたか 神 今帰りましたぞガハハハハ」

「お帰りなさい 皆さんも如何ですか?」

 街の長が居なくて大変かと思ったが どの街も滞りなく稼働してた…

 そんなもんなのかもしれない

「此れはまた旨いですな 神」

 元気なのはガハハおじさんだけだった…他のみんなは 歩く亡霊の様に各々帰って行った…


「小春ちゃん小春ちゃん」と呟く1人を除いて

「神よ 此れから一層 神のチカラに慣れそうですわいガハハハハ」

「それは頼もしいですわ」


 半蔵も幹部だった筈なのに初日から小夏に連れて行かれた。 何でも芝居の練習があるからとか…まあ小夏の相手をするのが一番修行になるからね。

 

 みんな修行の成果はあったようでなによりだ


「ただいまー」ん?尻尾…ムギュ「きゃっ!」思わず掴んでしまった。

「おうお帰り 玉ちゃんも此処で暮らしたいそうだが」「わたしは構わないわよ」「ありがとう小梅 よろしくお願いするわ きゃっ!」いかんいかんどうも掴んでしまう。「あらあら 賑やかになりそうね」

 

 翌日 ルル小屋で芝居をすると言うので わたしも覗きに来ている。


「ででん!それはそれは…」


 半蔵…練習って絵を抜く練習かよ 其のカッコ御庭番じゃなくて黒子だよね。


「小梅は立ち去っていった…おしまいおしまい 神だけに紙芝居…」


 子供達は喜んでいるしまあ良いか。


****


 わたしは今 小夏 小春 玉ちゃんとババ抜きをしている。小夏と小春はすでに上がり 玉ちゃんがラスト2枚 わたしがラスト1枚 !「ジョーカーってなんで 目の周りがハートなんだろうね」玉ちゃんの目が僅かに動いた!「こっちだ!わたしの勝ちだ!」「あらあら」「大人気ないな」

 えっ⁉「こっちで神経衰弱やろ ババぁ抜きで」 誰がババぁだ!


 街でも今ではボードゲームやトランプが広まっている。娯楽の無かった世界で地球のゲームで賑わっているのも不思議な感じだ。 街道も整備されつつあり 今日は昼から視察と言う名の…大名行列だ…マロン教国の街も大きくなり歩いてではとても周りきらないと言うことで 2階建てバス

良く目にした凱旋パレードの奴をイメージした。


 そこに幹部が全員乗り込み 出発だ!


「小梅様ちゃんと民に答えて手を振って下さい」

 …まだ出発したばかりだよね 此れは何時まで続くのだろう

小夏に小春は相変わらずの人気だ 玉ちゃんまで

「見てみてあの子キャー可愛い」

 黄色い声援を浴びている 手を振りながら街を見ていると…

おや?食べ物屋さんでよく見た旗が…ピヨチー丼…ピザール…family restaurant 助さん…アイテテヨカッタ ブンブン…


 随分と発展して来ている様がよくわかる。


 パレードも終盤に最後のドラドに入った あの監獄 今は作業場として使って新たに住居を立てたそうだ。ユーリの報告に寄るとドアーフ10万人元奴隷65万人が居たそうだ。


 監獄もデカいが街もデカい…「ジョセフ奴隷と言うことは犯罪者もいるの?」「ガハハハハ居ますな だが皆些細な犯罪でしたよ 中には冤罪の者も多く居ましたぞガハハハハ重罪を犯したものは監獄に来るまでもなく其の場で処刑されますからな其処にも冤罪があったと聞いてますぞガハハハハ」


 そうなんだ目を付けられたら奴隷落ちと言う事か ルルがドルドで子供は見掛けなかったと言ってたけど


「ドルドに子供は居ないの?」


「昔は居ましたがな ある時を堺に子供の奴隷は来なくなりました 昔の子供は皆既に大人になってますしな」「ドルドの中で生まれた子供とか居ないのですか?」「ガハハハハ居ませんな皆生きるだけで精一杯じゃたし 作業訳もしてましたからなガハハハハ 長らく子供の奴隷は居なかったのですがな3年ほど前に5人程送られて来まして どうしたものかと 今はドアーフの女ナムジと言う者に預けてます」


 昼に出てもうすぐ日が暮れようとしている 私達は会議室に集まっている。


「みなさんお疲れ様でした 今日は実りある視察になりました 街も活気に満ちているようでした。私からの提案なのですがジョゼフ良いかしら」

「ガハハハハ何なりと神命下さいませ」…神命?

「民が行き来しやすいように交通機関を設置したいと思っているの」

「其れは今日乗っていたバスとか言う乗り物ですかな」

「それも良いのですが 危険もあるので 水路を引き其処を浮かんで流れる乗り物が良いと考えてます」

 水流は滝を少しお借りすれば充分な流れを作れると思うし

「其れは興味深いですな是非ジョゼフに御命令下さいませガハハハハ」

「でわ ジョゼフ貴方に任せましたよ」

「何かご意見ある方は居ますか?」

「小梅し 師匠」あら珍しくボーなのね

「此処最近何もせず ダラダラと過ごし続ける者が居ると警備隊の方へ報告があります」


 此の国では病気も怪我も治せるので病気ではないわね

「そうですか それわ困りましたね…その件は少し考えさせてください」

「他にある方は」「ガハハハは 神よろしいかな」

「どうぞ」「何やら神Liveなるものがあると小耳にしましてな 是非ドルドでも開催して欲しいのですガハハハハ」

「ミハエルだな」「あらあら それはよろしくてね」

「うむ良いのう」「あら私も混ぜてね パチリ(ウィンク)」

「デクとボーが引き(ひき)つっている」


 後日 警備隊の詰所を各地に配置し 同時にダラダラ犯は更生施設に勾留しそれでも駄目な時は記憶を決し元の国に放り出す。警備隊の詰所は警番と名付け 放り出しに行くのは御庭番に任せる事にした。


 御庭番には空飛ぶ護送車(認識阻害付き)を使わせる事にした…何故護送車かと言うと イメージしたらそれしか出来なかったからである。


 数日後ドルドの街に隣接する様に巨大な建造物が現れた。


『神様神様』

『なんじゃ』

『これドームだよね』

『ドームだな』

『神様神様』

『なんじゃ』

『デカくね』

『デカいな』

『神様神様』

『なんじゃ』

『Liveの後 どうするの?』

 …『雨宿り』


 『あらあら ロマンチックね』


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