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02話 …わたしのパンケーキです!

 

「ダダダダダッ! ぎゃー おのれ乱れ打ちじゃー!参ったか! 二・ヒ・ヒ・ヒ!」


ゾンビを無双してるよ、神!


二人でロールプレイングゲーム?とやらをプレイしたのだが


「ダメダメじゃ おぬしなぜあそこで死ぬ!」神様お怒りだよ!


「よしわかった 此方のゲームにしよう」


ガチャ!ガチャ!ふーふー ガチャ!パン!どこの小学生だよ!


あっ このゲームは知ってる ルーレット回して出た数だけ進む人生数時間で決まるゲームだよ


まさか異世界でゲームするとは思わなかったよ。「じゃあ神様からどうぞ」「よいのか、ではルーレットスタートじゃ!」ルーレットスタートって…自分で回すんだけどね 笑。「6じゃ!1,2,3,4,5,6 へへいきなり会社起ち上げじゃ!ほれ、おぬしのばんじゃ!」「はい、じゃあ回しますね…」


七転八倒の末…結果は石油王から転落した神が一人…「えっ…ガァ―――ン⁉」


わたしに漫画をよこしてバーチャルゲームでゾンビを無双中だ…そもそも人生数時間で決まるゲームに魔物出てこないしね


ゴブリン、オーク、オーガにリザード、etc 迷宮にダンジョン 漫画にて勉強中 この世界の生き物と空想上の生き物が同じとは…?


(ぴよぴよ…ぴよぴよ…ぴよぴよ…ぴよぴよ…ぴ!)「ダダダダダッ! ぎゃー!」


「神様神様 そろそろお昼にしませんか?」


「おう 此のビルのゾンビを駆逐してからな!ダダダダダッ!…」


この世界にも朝、昼、晩と時間の感覚がある


「神様」「なんじゃダダダダダッ!」


「この世界は時間の進み方とか地球と同じなの?」「同じじゃな三世界とも太陽と月もあるぞ」


そうなのか じゃあ生活リズムも変わらないか「じゃが このエントール大国には冬はないぞ 南国じゃからのう」


…四季が無いのは 日本人としては残念だね


つくしにタンポポ、向日葵にスミレ、ヘビイチゴも…思えば何十年も気にもとめなくなっていた…


私は愚かだ…失ってから気づくなんて…。いけない、今はゴブリン、オーク、迷宮にダンジョンだ


「ダダダダダッ!先日の生姜焼きが旨かったが肉が無いからのう」…すみません…狩りができなくて…


「日本から取り寄せてもよいが」取り寄せられるんかい!


「今は戦があるからのう」どこの戦士だ!「ダダダダダッ!ぎゃー! おのれ!」


「ほれ!これにお湯を入れて3分まて!」…?、もう…何も言うまい!


****


何だかんだと 神様と暮らして半月がすぎた その間 柵からは一歩も出ていない…平和だぁ~!


ゴブリンと闘う―――思考?―――(ブルブルブル)鳥肌だよ!


神様からは攻撃神法を習った。やっぱ闘うんだよねーですよねー…。


「指先に火を灯してみるがよい」指先に火?ライターの火をイメージしてみた


「ポッ!」火が点いたよ 不思議と指先は熱くない スキルは 火炎 レベルは Lv3 だった


「イメージを大きくすると レベルも上がるぞ」イメージかぁ…「よし!」


意気揚々と わたしがイメージしようとすると


「まて そなた今 とんでもない炎をイメージしたろ ここは森じゃからな炎の神法は使うな」


「えー!じゃあ どうするの?」


「そうじゃのう 手でピストルの形を作ってみろ」


「柵の向こうの木に向かって BAN じゃ」


「 BAN!」… 水 ? (ぴちゃぴちゃぴちゃ…)


「そなたの鉄砲のイメージは水鉄砲のようじゃの まぁお子ちゃまみたいだが 威力は十分だな」


水鉄砲の先には 直径30cm位の穴が開いた木があり その先 見えなくなるまで 穴の跡が続いていた


(おそ)るべし神法! スキル 水鉄砲 レベル Lv.999 「おう―」


****

【翌日】


今日も一日 神法の習得に励んだ まずは 火炎神法 ライターの火をイメージからのバーナーからの「キャンプファイヤー!」


「なんじゃそのキャンプファイヤー!とは?」


「みんなで火を囲んで 踊ったり?」


「まぬけな絵面しか浮かんでこんのー まぁーよい で いちいち叫んで出すのか?」


「その方が 調整が効くし」


「けったいよのー 神法の威力 一つ一つに 言葉を発しては キリがないのう」


うーん?確かに使い勝手が悪いかな?


「そうじゃな ゲームのレベルインジケーターをイメージしてみてはどうじゃ?さすれば 威力調整もスムーズに出来るのではないか」


インジケーターねぇ イメージを… 青から黄色そして赤…


「えい!」


「バカもん!上に向かって放て!」


 (((ズッゴゴ―――ン!――ン!―!…)))


―――静寂―――


(ぴよぴよ…ぴよぴよ…ぴよぴよ…ぴよぴよ…ぴっ!)


「いきなり最大で放つ奴が居るか!ここら一帯消し炭にする気かぁ!」


ポカっ!「痛っ!」 神様にげんこつされた


 スキル レベル(インジケーター)


 火炎      Lv.∞ ライター・バナー・キャンプファイヤー


 水鉄砲 Lv.999


 神様のげんこつ  Lv.不明


「神様神様 レベルにインジケーターが追加したよ」


なにやら怪しいステータスも…見なかった事にしよう⁉


「うむ 他の神法にも応用可能じゃろーて 結果オーライじゃな」


結果オーライなのか「物凄い威力の神法だけど 使い道ないよね」


「そうじゃな スキルを増やす方向でよいじゃろな」


何と戦うんだ⁉


****

 

「ダッダダダ 二・ヒ・ヒ・ヒ!」相変わらず神はゾンビと戦っている


先日の火炎事件以来 狩の話は出なくなった 食材が消し炭になるしね


月が出てなくてよかったよ 月消滅なんてことに なったら おさるさんの称号確定だよ


「マロン様 おやつのパンケーキ焼けましたよ!」


「う・ほ・ほ!おう!待ってました!」オラウータンか!


マロン様との生活は可愛い妹ができたみたいで わたしの心を満たしてくれる


口のまわりがべとべとだよ、神!ふふ これが幸せって気持ちなのだろう


マロン様と街に買い物に行ったりしたら美人姉妹なんてみられるのかな?


「なにをニヤニヤしておる。小梅の分もいただきだー!」


「あっ!わたしのですよ!」「ぎゃひゃっひゃっひゃ」


「服でシロップを拭いちゃダメです」


 (((ドン! ピキ! ドン!))) …外が騒がしい?


「客が来たみたいじゃのう」外に… 人だ!初めてこの世界の人をみた!


…日本人ぽい人もいるな


「どうするのじゃ? 魔物に襲われてるようじゃが」


いわれてみれば「なに!あれ!」ニワトリを巨大化して四本足にしたみたいな生き物が二本足で立って攻撃している 男二人に女二人 ひとりの女の人が結界を張ってるみたいだけど柵の結界との板挟みになってる


「あ奴らからは柵の中は見えておらん認識出来んからな じゃが あの神法師には何かあると気づかれてるじゃろな」


「見殺しには出来ないよ!」「小梅が入れても良いと思う者は結界内に入れるぞ」


 そう、だったら入ってよし!


「うあー!きゃっ!」「痛てててて…ここは?」


(ぴよぴよ…ぴよぴよ…ぴよぴよ…ぴよぴよ…ぴっ!)


 …ぴよぴよ…ぴっ? ぴよぴよは あいつだったのか!あれを狩らせるつもりだったの…


 …マロン様? … それ⁉ 「…わたしのパンケーキです」


(ぴよぴよ…ぴよぴよ…ぴよぴよ…ぴよぴよ…ぴっ!)


「痛たたた…」「早くどきなさいよ!もうー!」「此処は? いったい…何処だ?」


「えっと こんにちは?」


「こ こんにちは?…お嬢さん 此処にいては危ない!魔物が…魔…」いない?


ポカッ!「あっ痛っ! 何しやがる ユーリ!」


ユーリさんか 綺麗なお姉さんだ。


「何しやがるじゃないわよ!わたしはユーリ、神法師よ でこっちがヒーラーのルル でもって こいつらがデクとボー」


「こいつらって 俺が剣士のデク」「槍使いのボーです」


「あっどうも 小梅です で、こちらが…」


 …? …? 見えてない?『そうじゃの こ奴らには見えんじゃろ 神じゃからのう 認識さえできんじゃろ』そうなんだ。


『うっ神法師はこちらを睨んでおるな 何か感じ取るようじゃ大したもんじゃ』


「あのー小梅さん 小梅さんはここで暮らしているの?」


「はっはっはっまさかこんな森の奥地で」ポカッ!「痛てっ!イチイチ杖で殴るな!」ポカッ!「痛てっ!」


「ごめんなさいね 男共は脳筋で」


『こ奴らに敵意は無いようじゃし大丈夫だろ いざとなったら 始末してしまえばよい!』


よい!って、神、怖っ⁉


『家には入れぬなよ 文明が違いすぎて理解は出来んじゃろうが めんどいからのう』


「はい、暮らしています あなた方は冒険者?ですか?」


「よくぞ聞いてくれた あの装甲の刃!とは…?知らない?」


―――静寂―――「…?」ポカッ!「痛てっ!」「ごめんなさいね」


「装甲の刃の刃が役に立ってないでしょうが!」「いや、だってようあんな魔物初めて見たし…ごめんなさい」


騒がしいが 悪い人達ではないようだ。


「装甲の刃さんたちはどうして森に?」


「そうね そこからね」「まずは 助けてくれて ありがとう」


「えっ!このお嬢ちゃんが」ポカッ!


「この柵の中は結界で守られてるでしょう? こんなに凄い結界を見るのは初めてよ!」


『えっへん!』嬉しそうだな神!


「それに結界に触れるまで気が付かなかったし認識阻害の神法師なんて 東のサテライト大国のエルフぐらいよ!」


「そ、そうか 助けてくれて ありがとう!」


「で森に来た理由は半月前 物凄い火柱が立ったの…知らない…?」


 あれかー あれですよねー わたしがやりましたとも…


「さ、さあ…」


「…そう?」


「エントールに残る古い文献には人知を超えた火柱の後にダンジョンが誕生したと記されているの」


「で、わたしたちが先遣隊として調査にきたわけ」


いやいや神様 魔球と繋げるのに穴を掘ったと言ってましたよね


火炎をぶち込んだんかい!



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