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第22話 土管と わたし。木偶の坊

 

カーン~コーン~「一日の始まりに見守って頂けるように 一日の終わりに感謝の祈りを……マーメン」「…。」

朝から教会の隣の建物に来ている。此処は寺小屋ならぬルル小屋だ!

わたしが勝手に言って居るんだけど …。

子供達はお昼までお勉強して給食を食べて午後は基本自由だが、ルル小屋で遊べる様にしてある。 大人達は教会で学ぶようにした。


砂場に滑り台 ジャングルジムに ブランコ シーソーに土管…?

土管は小夏たっての希望だ…《《何故》》に?


外観は教会チックな作りなのだが 内装は木製だ 勿論床は木張りで午前の中休みにみんなで雑巾(ぞうきん)がけだ!―――(ダダダダダ。わいわいがやがや競争だ!ダダダ…バシャ―ン!…もう男子たち!先生ー男子たちが…)妄想中…。―――(いーけないんだ!いけないんだ!せーんせいに…、あっ!小梅ちゃんだ!わー!小梅ちゃーん!幻想中…。――― ふふっ。


ガラガラッ「ルル来たよう!」


今日は給食をわたしも一緒に食べるのだ!…あれ?みんな静かに座っている…?


「ルルこれは?」

「今日 小梅様がいらっしゃると言ったら 朝から こんな感じになった」


いやいや 何時(いつ)もは《《絶対》》違うよね!


「みんなー!こんにちはー!」


どこぞのおねぇさん風だ!


「小梅様こ こんにちは」

「小梅様こんにちはで合ってるよな」(ざわ)

「おい早くあいさつしないと…」(ざわざわ)

「小梅様ここんにちは」


こ、此れは わたしの心が持たない…。そうだよね 緊張するよね…。 はあー、みんなと遊ぶ気 満々できたんだが…。しょうがない。


『神様さくら応答願います どうぞ』

此方(こちら)神様さくらも聞いてます どうぞ』

『ルル小屋まで遊びにこれますか どうぞ』

『行けますよ どうぞ』

『廊下で待機呼んだら変身して入って来てくれますか どうぞ』

『あらあら サプライズですわね 楽しみですわ どうぞ』


――― しーん… ――― …。 はあ~


「みんなー今日はお友達が来てくれました 」


わたしの笑顔が悲しい。


「じゃあ紹介するね」

「小夏ちゃん 小春ちゃん」

「PA!PANパパン!がPAN!PANパンパン!」ガラッ!

「みんなー!こんにちはー!」

「わっ!わっ!わっ!わぁー!小夏ちゃんと小春ちゃんだー!」

「キャー!こんにちはー!」(わいわいがやがや)

「小夏ちゃーん!」(わいわいがやがや)

「小春ちゃーん!」(わいわいがやがや)


群がる子供達…、なんだ()れ。


(わいわいがやがや)(わいわいがやがや)

「小夏ちゃーん!いっしょに食べよう!」(わいわいがやがや)

「小春ちゃーん!こっちこっち!」(わいわいがやがや)


誰よりも早く給食を食べ終わるわたし…。


キーンコーンカーンコーンー…キーンコーンカーンコーンー


「はーい今日の授業は終わり、みんな暗くなる前に帰るのよう」

「はーい」

(わいわいがやがや)(がやがやわいわい)

「小夏ちゃん、小春ちゃん!いっしょに遊ぼう!」

(きゃっ!きゃっ!わいわい)(きゃっ!きゃっ!わいわい)


遊具で楽しそうに遊ぶ子供達…。喧騒(けんそう)が遠くに…。


此処(ここ)()ったのか…、どうしたのじゃ?」

「うーうん なんでもない」

(きゃっ!きゃっ!わいわい)(きゃっ!きゃっ!わいわい)

「子供達は元気じゃな」「そうだね」


(ひざ)を抱える…わたし…。


「…必要だったじゃろ」


わたしに必要だったのか、の土管…。


****


第1回女子会…もとい幹部お茶会の後 デクとボーには幹部で居て貰いたいんだよなー


「浮かない顔しとるな どうした?」

「デクとボーの事…。シャーゼとリーゼ にあの反応だと会議に支障がでるなって…」

「おう あれかーまあ 男なんてあんなもんじゃろ」

「そうだよねー」


まぁ~女のわたしが見惚(みほ)れるほどの美貌(びぼう)だもんな~男共には毒だよね~ ボン!キュッ!ボン!


はあ~ 無害なわたし…。 はあ~


「よし!わしに(まか)せておけ!」


お茶会終了後も詰所の外でデレてる2人を引きずり 何処かに行った小夏…。


「あらあら 大丈夫かしらあの2人」

「…?」


****


あれから3ヶ月経った… 。すっかり忘れていた…。

今は詰所でユーリとサキちゃんと楽しくお茶してる。


「今日は超ースペシャル!ショートケーキだよー!」

「う~ん、あっま~い!」(わいわいがやがや)


髭面ひげづらの男が2人入って来た…。


「どうしましたか?ご用件は?」

「俺だ 俺だよ…」

「…?誰?」

「デクとボーだよ」


あー⁉そんな人もいたな~ 最初は居ないと困るかなっと思ったけど

居なければ居ないで大丈夫だったよ…。


「あーあのデレ(おす)コンビね」

とユーリ。

「誰ですか デクとボーって?木偶の坊(でくのぼう)さんですか?」

とサキちゃん なかなかの辛辣(しんらつ)さだよ!

「デクノボーさんは街にお帰りください」

「街…怖い」…?「女…怖い」…「街女たくさん」

「怖い」

「そうですか じゃあ此処も無理ですね」

「此処 大丈夫」ボカッ!ボコッ!

「私達も女なんですけど!」


ナイアガラの滝に吊さられ雑念を払い眠るとサキュバスに襲われを 繰り返して居たそうだ…。


****


「デクとボー帰ってきたよー」

「…?誰じゃそれ?」

「あらあら、木偶の坊(でくのぼう)さんですよ」


()たよ此処(ここ)にも辛辣(しんらつ)さん。


「おう そんなのもったな 生きて帰って来たのか?」


死んで帰って来たら怖いよ!


「あ奴らの事はサキュバスの玉ちゃんに任せたからのう」

「あらあら、それは玉ちゃんも喜んだでしょ」


サキュバスも精霊らしい。



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