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第18話 マーメン

 

「1日の始まりに見守って頂けるように1日の終わりに感謝の祈りを」

「…?」

「以上!」「神の導き…小梅…さ…ま…」違うからルル!


「そ、それだけですか?…此れは失礼致しました 余りにも短かった物で…」


「わたし達のマロン様は わたし達に 何かをお望みになったりしません 神様ですから 只 見守って下さるのです」食い意地は張ってるけどね。

『うっ』『あらあら』

朝から1時間も祈る暇が合ったら働け!って事だけどね。

「なので 書も必要ありません わたし達の心の中に居られるのだから」

「おー」「マロン様」皆から感嘆の声が響いた…「マーメン」『ぶふっ!マーメンだって』笑。『聞こえてるぞ小梅!』『えへへ、ごめんごめん』『あらあら、良いではないですか…マーメン』『ま、まーな』まんざらでもないんだ…。1行だけじゃ書にならないけどね。


『おぬしは本音と建前の差がジェットコースター並じゃのう』

『えっ わたし口に出てた!』

『安心せい 念話だけじゃわ』

『あらあら 逞しくて宜しくてよ』


その後 神父さんから御神体とシンボルを要求された…ここぞとばかりに…しょうがないよね 、神父さん達はパン屋さんじゃ無いものね 。

何も考えて無かった わたしが悪いのだ !


それとユーリ達のネックレスに気付いたらしい

「小梅様…ユーリ達の首についているのは…」「あー、ネックレスだね」「… 神のご加護を感じます…」

みんな良く感じるよね…「わかりました、用意しておきます。」「ありがたき幸せ…マーメン」『ぶふっ!』


わたしとデクだけか…、 価値がわからなかったのは…。おいっ!


「他に何もないですかね…では、会議を終了します。解散。」


****


「はあー」

「どうした?」

「御神体とシンボル どうしようかなーと」

「まさかマロン様の彫像作る訳にも行かないし…シンボルって鳥居や十字架の様な奴でしょ?わたしには思いつかないよ」

「そっか」(つめ)た!

「あらあら でしたら前世の貴方の姿を彫像にしたらどう?」

「えー92才のお婆さんを…」

「あらあら 経験豊富で威厳があると思いますわよ」

「良いんじゃないか…」

…神さまさっきから 興味なさげだよ…

で、なんでさくらは 魔女っ娘に変身してるのかな?


「DONDEN、DONDEN、わしも DONDEN、DONDEN」駄々っ子か!さくらは絶対 魔女っ娘というより魔女そのものだよね「PA!PAN(パパン)!がPAN(パン)!」

「わしもわしもPA!PAN(パパン)!がPAN(パン)!してDONDENしたい―――っ!」この駄々っ子メ!


わたしは 92才のわたしを創造した…まぁ此れで良いかな?

「あらあら 素敵ではないですか」そうかなー。

「おう良いでわないか!」ご機嫌になったな…神!

さくらにPA!PAN(パパン)!がPAN(パン)!を貸してもらい黄色くなってるからね。


「だが…大分サバ読んだのう小梅…」 五月蝿(うるさ)いわ!へへ30才位誤差の範囲なのだよ…


あとはシンボルかぁー「マロンケーキで良いではないか!」「あらあら、それだとうんちですわよ」「小春はなんと恐ろしいことを言う…本気で言っておるのか?」「あらあら、なんですの?」「マロンケーキを食べるときに想像してしまうじゃないか!」「はいはい、そうですね」ガミガミガミガミ


てんやわんやの末 シンボルはさくらの提案のハート型になったよ

さくらの圧勝だ 神様にネックレスを6人分貰って…

そう言えばいつの間にか さくらもネックレスしてたよ、ふふっ。


足取り重く教会へ…


「おう!小梅様そうそうにお越し頂きありがとうございます」

わたしは教会の6人に迎え入れられて御神体とシンボルを設置「おう――これが…!」感嘆の声を無視してネックレスを出した。「マロン様……マーメン」はいはい!マーメンって…、旨そうだな!

全員祈り出してしまったので…「…マーメン…マーメン…マーメン」なんか怖いよ!


しょうがないから祈ってる最中の首にネックレスを掛け そそくさと教会を後にした…あの調子だとあと1時間は祈るんだろう、ふぅ、マーメン。

ラーメンが食べたくなってきたよ、メンマ多めに…マーメン。


わたしは家に戻り「ただいまー」…おや?

「あれ、まだ2人ともDONDENしてるのかな?」

玄関を上がったら突き当たりに(開けるなドア)と書かれたドアがあった…そりゃー開けるよね、やっぱり…「カチャ 」


「あっ……」綺麗…其処には夕陽に染まる2人が縁側に座っていた…幼い頃…夢に観た…光景…。

「お帰り小梅」

やっぱりいいよねこの景色 目の前に広がる田園風景 (ギィーゴトンッ…チロチロチロ…)用水路から水を引き込む水車の音 家の横には新たに竹林が増えていた。


「この竹林は?」「後で必要になるからな」「必要なら後で出せば良いのでわ?」「其方は風情と言うものがわかっておらんのう」「うっ!」

「じゃあ、わたしは夕飯の支度をしてるね」

「あらあら 今日は私がご飯を作りましょう」

「やったーさくらの料理は美味しいもんね、マーメン、もといラーメンがいい」「はいはい、ふふっ」


「…神さま帰らないの?」

「…わしは…カラスが鳴いたら帰る!」おいっ!



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