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過労死したら公爵令嬢でした。もうできないことは頑張りません〜元婚約者はタフな新令嬢に尻を敷かれています〜

「田中くん、今日中に契約100件ね!」


その瞬間、私の心に走った感情は、怒りでも悲しみでもない。

“あ、これもうダメだな”という、悟りだった。


「えっと……すみません、100件っておっしゃいました?」


私は震える声で聞き返す。課長(額が異常にツヤツヤしている)は、にっこりと満面の笑みで答えた。


「できるよね? 前に10件取れたでしょ? つまり、気合いで10倍いける!」


「その計算式どこで習ったんですか?」


と言いたいのをぐっと堪えた。私は“NO”と言えない日本人だった。むしろ“YES”しか言えない日本人だった。


「か、かしこまりましたぁ……」


自分の口から出た言葉に絶望しつつ、私は机へと戻る。

私の人生、いつからこんな“無理”を“努力”でカバーしようとするゲームになったんだっけ。


朝8時出社、夜12時退社。昼休みは10分、休日出勤はデフォルト。

なのに「根性が足りない」って? はは、じゃあ今から見せてやるよ。


“社畜の本気”ってやつをな――!


……結果:死にました。



目を覚ましたとき、私の顔の下にあったのは、デスクではなくふわふわの羽毛枕だった。

周囲には絹のカーテン。レースのベッドカバー。高級そうな木製の家具。……なにここ?


「お目覚めですか、レティシアお嬢様」


見知らぬ美形メイドに声をかけられ、私はポカンとした。


「……レティシア? 誰それ?」


「お嬢様はエグランティア王国・アーデン公爵家の長女、そして現在は代理で当主をお務めでいらっしゃいます」


「代理……? それって、私がやらなきゃいけないやつ……?」


「はい。お父上の急逝により、公務・領務・王室関係の業務をすべて引き継がれております。ちなみに本日も書類が山のように――」


「ちょ、ちょっと待って!? 私は! 前世で過労死したんですよ!? なぜ転生先でも仕事地獄なんですか!?」


だが、私の叫びは誰にも届かず。


「書類、運びましたー!」


「会議は10時からですよー!」


「第一王子カイ殿下から伝言です、“これもお願い”とのことです!」


ドアが開くたびに紙と言葉と責任が雪崩れ込んできて、

気づけば私は、また仕事に埋もれていた。


ーーーーーーーーーー

書類に埋もれ、意識が朦朧としたある日の朝。

私はついに、静かに、でも確信を持って言った。


「……もう、働きません」


「は?」


側にいたメイドが、思わず素の声を出した。


「レティシアお嬢様、今なんと……?」


「だから、私は働きません。というかもう、1ヶ月、仕事しません!」


「しっ、しかし! それでは、殿下のご命令が!」


「彼、成人してるんですよね? 自分でやってくださいってお伝えして」


「王妃陛下のご要望も!」


「“要望”ってことは、断ってもいいってことですよね?」


「議会の文書は……!」


「私は議員じゃないです」


――そして、レティシアは、仕事をやめた。



翌日。王宮は阿鼻叫喚の地獄絵図だった。


「アーデン公爵家から書類が届いていないだと!? どういうことだ!」


「代筆は誰が!? 誰もいない!? なんだその穴あきスケジュールは!!」


「式典の配置表が、未決定のまま……!? こんなことがあってたまるか!!」


そして、怒り心頭の第一王子カイ殿下が、怒鳴り込んできた。


「レティシア! これはどういうことだ!?」


私はソファに寝転がりながら、ぶどうを食べていた。


「おお、来たか第一王子殿下。どうも、無職です」


「無職じゃない! 君は公爵家の代理当主で、そして――私の婚約者だ!」


「ふむ、つまりあなたの仕事も押し付けられると」


「当然だ!」


私はため息をついて、ぶどうの皮を皿に並べた。


「じゃあ、婚約、やめましょ」


「……は?」


「私、働きたくないんですよ。で、あなたは私に働いてほしいんですよね? 相容れないんですよね? じゃあ、婚約破棄でいいですよ。はい解散」


王子の顔が、茹でたロブスターのように真っ赤になった。


「……無責任だ! 貴族の義務を放棄するつもりか!」


「ええ。自分の健康と睡眠時間を守るために。あとお笑い雑誌を読むために」


「ふざけるなッ!」


「ふざけてません。超真面目です。人として」


王子はしばらく震えていたが、やがてふっと鼻を鳴らした。


「……よかろう。では婚約破棄だ。君のような女とは、もう関係ない!」


「助かります!」


その返事のあっけなさに、王子はしばらく黙ってから、捨て台詞もなく去っていった。



こうして私は、完全オフ生活に突入した。


朝は自然光で目覚め、朝食はチーズと果物。

昼は音楽を聴きながらお笑い劇の雑誌を読んで、

夜は湯船にゆったり浸かって、12時間睡眠。


「働かないって、最高……!」


本気でそう思った。

そして私はこの世界で、“自分の人生”をようやく取り戻しつつあった。


ーーーーーーーー


「お嬢様、そろそろ外の空気などいかがですか?」


のんびり屋のメイド長・マリアが、ティーカップを差し出しながらそう言った。

私はソファの上であぐらをかいて、ポテチ――ではなく焼き菓子をつまんでいた。


「外……めんどくさいなあ……」


「もう五日間、屋敷から一歩も出ておられませんよ?」


「だって外に出たら、誰かに『公務手伝って』とか言われるかもしれないじゃん」


「大丈夫です。今、誰も頼ってきません。逆に皆さん、絶賛“代替要員探し”中ですから」


「……それ、ちょっと寂しいけど安心するやつ」


というわけで、私はひさしぶりに外へ出てみることにした。



王都の街は、にぎやかで、明るくて、ちょっぴりホコリっぽかった。

市場では野菜が山積み、パン屋からは焼き立ての香り。子どもたちがはしゃぎ回り、露店では大道芸。


私はフード付きのシンプルな服に着替え、完全プライベートモードで町中をふらふら歩いた。


(あれ? 街、めっちゃ楽しい……)


前世では、定時後に駅までダッシュ、コンビニ飯で栄養摂取、帰宅後はベッドに倒れ込んで終了。

そんな生活だったから、“ふらっと買い物する”っていうだけで、もうイベントだった。


私は八百屋でトマトを試食し、パン屋でチーズパンを買い、広場の端っこの小劇場へ足を運んだ。



そこで、出会ってしまったのだ――


お笑い劇団『笑撃王』のミニ公演。


舞台上には、スーツ姿の男と派手な貴族役。内容は、“王様に無茶振りされて壊れる家臣”という寸劇。


「本日は1日で馬の数を1,000数えろと申されました!」


「我が王は、目が悪いのでな。うっかり百と千を間違えたのだ!」


「言い切ります!王よ、それは命に関わるミスでございます!」


観客から笑いが起き、私はその輪の中で涙を浮かべながら笑っていた。


(こういうの……やっぱり好きだなあ)


私の“私らしさ”が、またひとつ、帰ってきた気がした。



劇が終わって拍手を送った帰り道。

私の足元に、誰かの忘れ物らしい紙の束が落ちていた。


「あ、あの、それ……!」


後ろから慌てた声が聞こえ、振り返ると――


一人の青年が、息を切らしながらこちらに走ってきた。


「それ、俺のなんです! すみません!」


「あ、はい。これ、演劇の台本?」


「……えっ、分かるんですか? はい、小劇団で脚本書いてて」


「すごい、ちゃんと“テンポ”がある台詞だった。お笑い好きな人の書くやつだなって思ったよ」


彼は目を丸くして、照れ笑いを浮かべた。


「そんな風に言われたの、初めてです。嬉しい……」


「私は、こう見えてお笑いにうるさいからね」


「はは、すごく説得力あります。なんか……楽しかったです。よかったら、また観に来てください」


そう言って、彼は笑顔で手を振って去っていった。


名前も知らない。身分も知らない。

でも、なんだか――心が、少しだけ温かくなった。



そして私は、屋敷に戻ってこう呟いた。


「うん、やっぱり“だらけてる私”って、悪くない」


この瞬間、かつて“仕事”で覆われていたレティシアという人間に、ほんの少し“生きた時間”が戻ったのだった。


ーーーーーーーーー

その日の夕方、私は屋敷の小さな書斎にこもっていた。

机の上には、王宮から来た書類はない。あるのは、自領・アーデン地方から届いた報告書だけ。


「この村の井戸、やっぱり水量が足りてないな……」


私は地図を広げ、地形と雨量の記録を見比べた。

――自分の家のこと。家族と領地のこと。それだけは、ちゃんとやると決めている。


メイド長マリアが静かにお茶を運んできて、ふと微笑んだ。


「お嬢様は“働いてない”と仰いますけど、本当に必要なことは全部されてますよね」


「んー? 働いてないよ? 楽しいことしかしてないもん」


そう言いつつ、井戸工事に必要な予算の調整を手際よくまとめる私。

そんな私の背中に、小さな影が飛びついた。


「お姉ちゃーん!」


「わっ、エリオット!? こら、報告書がぐしゃぐしゃに……!」


「だって! 今日の歴史の問題、解けたから見てほしくて!」


彼は小さなノートを誇らしげに差し出してきた。

字はまだ拙いけれど、内容はしっかりしている。


「おお、すごいじゃん。じゃあ今日はチーズ入りのパンケーキ作っちゃおっかなー?」


「やったー!!」


私はこの時間が、何よりも好きだと思った。

誰の役にも立たなくてもいい。だけど、私が大切だと思う人と時間には、ちゃんと力を使いたい。


それが、今の私の“働き方改革”だった。


ーーーーーーーーー

最近の悩みは――求婚者たちがしつこいことである。


婚約破棄された直後、私はただ静かに暮らしたかった。

弟とご飯を食べ、領地の井戸を心配し、ふわふわの毛布にくるまっていたかった。


なのに。


「レティシア嬢。あなたの聡明さに、私は心を打たれた」


例えば、ミルドレッド公爵(35歳)。20歳で結婚したが、早くに妻を亡くしている。すごく渋い。そして口数の少ないダンディおじさまだ。

彼は突然、うちの屋敷に高級ワインを5ケース送りつけてきた。


「ワインのチョイスは渋くて最高ですが、さすがに5ケースは肝臓が追いつきません!」


「……足りなかったか?」


「量の問題じゃないのよ!!」



他には、レオナルド侯爵(27歳)。キラキラ笑顔の社交界プリンス。


「レティシア嬢。バラ園の設計図を贈ります。将来、あなたと一緒に育てたいと思って」


「え、図面!? 現物じゃなくて!?」


「“夢”を贈りたくて!」


「うん、それちょっと重たい夢かも。あと、うちすでにハーブ園あるし……」


彼はその後、薔薇の詩集とか水晶球のネックレスとか、

“君の瞳は星の揺らめき”みたいな手紙を毎日送ってきて――


「メイド長、例の“煌めき詩集”何冊目だっけ?」


「はい、本日で七冊目となります、お嬢様」



同い年だけど弟のような可愛らしい求婚者もいる。

ジュリアン・エスティエール(19歳)。エスティエール公爵の長男だ。彼は初恋感まるだしで、なんだかこっちも恥ずかしい。


「レティシア様! 僕、あなたのように強くて優しい人に憧れて……!」


「あらまあ、ありがとう」


「だ、だからっ、僕と将来のことを真剣に考えてみてはくれませんかっ!?」


「えっ、あの、何か渡された手紙が……おお、婚姻届の草案?」


「ぼ、僕、ひとりで書いてみましたっ!」


「うわぁ……字が……可愛い……弟の字と同じ……」


ジュリアン君は真面目で優しい。とってもいい子だ。

でも、“彼氏候補”というよりは、“弟の友達”とか“家庭教師の教え子”って感じで……


「うん、いい子なんだけどね。ものすごく“ない”のよね……」



そんな感じで、私の休暇は求婚攻撃という名の爆撃を受け続けていた。


「もう、次来たら“結婚より昼寝が優先です”って玄関に札出すからね……!」


メイド長マリアはお茶を注ぎながら、いつものように言った。


「お嬢様、皆様お優しい方ですが、何かが違うのですね」


「そうなのよ。なんか、“他人に愛されてる”って感じで、自分で自分を好きになる感じがしないのよ」


「名言、いただきました」


そう、私は今やっと“自分を好きになる時間”を生きている。

他人の理想を満たすための“良い女”じゃなくて、

お昼寝して、チーズ食べて、お笑い雑誌を読んで、

弟と笑って、領地を整えて――


「……好きに生きるって、いいな」


そして今日も私は、誰のプロポーズにもYESと言わず、お昼寝へと向かうのであった。


ーーーーーーーー



王宮が静かに、だが確実に回復していった――という噂を聞いたのは、休暇開始から10日目のことだった。


「アーデン家の代わりに、公務を引き受ける新しい令嬢が現れたそうですよ」


マリアが朝の紅茶を入れながら、楽しそうに言った。


「名前は、セシリア・グランフォード。グランフォード侯爵家の令嬢。年は二十歳。才色兼備、王子の新しい“仕事相手”だとか」


「ふーん、代わりが見つかってよかったわねえ……。それで? 彼女、すでに燃え尽きて過労で倒れたりしてない?」


「いえ、それが……真逆でして」



その夜、私は目を疑った。


「“第一王子、書類を提出しない限り会いません”って……ほんとに言ったの? セシリアさん」


「はい、王子殿下、しょんぼりして帰ったそうです」


「強っ!?」


なんでも彼女は、初日に王子の“口頭指示”を全スルー。

「文書で依頼してください」「期限は三日です」「不要な依頼は破棄します」など、スパッと指示を切り捨てたらしい。


その結果、王子が自分で仕事をするようになり、王宮の書類回転率はなんと前の2.7倍に。


「仕事は選びます。でも、選んだものは完璧にやります」


「責任は引き受けます。ただし、“他人の”責任までは負いません」


そんなセリフが記録に残ったそうな。


「なんだろう……超……清々しい……」


私は思った。


(あの人みたいな生き方ができてたら、もっと前に人生変わってたのかも)


でも、すぐに頭を振った。


「いや違う、あれはあの人のやり方。私は私」



数日後、ふらっと訪れた王都の図書館で、思わぬ再会があった。


「……君は」


「……おや、殿下。お久しぶりです。どうぞ、お構いなく。私は今、“無職の自由人”ですので」


第一王子、カイ殿下。

以前より、少し痩せて、少し眼の下にクマがある。

でも……妙にスッキリした顔をしていた。


「……君がいなくなってから、考えるようになった。自分の責任、自分の甘え。……君が、全部抱え込んでたんだなって」


「今さら反省されても、私はもうカイ様の便利屋には戻りませんよ?」


「分かってる。でも……やり直せたらと思った」


静かにそう言った王子の目は、たしかに誠実だった。


昔の私なら、心が揺れたかもしれない。


でも今の私は、自分を好きになれたから、こう言える。


「無理です。今の私、めっちゃ快適なので」


「……そうか」


「でもまあ、“成長したなカイくん”って、褒めてあげます」


私は笑った。王子も、少し照れたように笑っていた。



図書館の帰り道、私はふと思った。


(私の代わりに王宮を支える人がいて、私は自由で、誰も困ってなくて)


(なんだ、これが“幸せの形”じゃん)


私は“ヒロイン”を降りた。でも、それでやっと、主人公になれたのかもしれない。


ーーーーーーーー


私は今日も、早起きなんかしていない。

朝の光が部屋に差し込み、自然に目が覚めたのは9時過ぎ。


「ふわぁぁ……よく寝たー……」


ふかふかの羽毛布団に包まれながら伸びをして、私は言った。


「健康って、最高……!」



最近の私は、相変わらず“仕事らしい仕事”はしていない。

でも、領地の書類には目を通しているし、井戸の工事計画も進めている。

弟のエリオットとは毎日、朝食を一緒に取って勉強の進み具合をチェック。


「お姉ちゃん、今日の数学の問題、満点だった!」


「さすがエリオット! じゃあご褒美に、いちごたっぷりのロールケーキ焼いちゃう!」


「やったー!」


こんな日々が、たまらなく愛おしい。



お昼には街へ出る。

お気に入りのパン屋でチーズパンを買い、広場の小劇場でお笑いを観て、

通りがかりの“ちょっといい感じ”の青年と立ち話。


「また会いましたね」


「ほんと、偶然が多いですね」


「いえ、僕がちょっと、探してました」


「……ふふ、ストレート」


でも、私はまだ恋をする気にはなれない。


「今は、自分との時間が一番大事だから」


「……その気持ち、ちょっとわかるかも」


そう言って笑い合う、その距離感がちょうどいい。



夜、私は屋敷の書斎で日記をつけた。

今日あったこと。笑ったこと。食べたもの。弟の頑張り。


そして、ふと思い出す。


――前世の自分。

契約100件ノルマに震えていた私。

他人に認められることでしか自分の価値を感じられなかった私。


でも今は、誰にも認められなくても、私は“好きに生きてる自分”が好きだ。


王子に振り回されない私。

婚約を断れる私。

結婚しなくても幸せな私。

誰かに好かれるより、まず自分を好きでいられる私。


そんな私を支えてくれる人も、場所も、時間もある。



「ふぁぁ……寝るか……」


私はペンを置いて、ベッドにダイブした。

お腹いっぱい。お笑いで笑って。今日もちゃんと、私を生きた。


「もう、できないことは頑張らない」


「でも、やりたいことは、頑張ってもいいかも」


そう呟いて、私は眠りについた。


その寝顔は、間違いなく――

世界でいちばん、満足そうだった。


そしてレティシアは、このあと人生で一度きりの大恋愛をする。

けれど、それはもう少し先のお話――。



 


  おしまい



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