記録3.
こちらの映像は、専門のスタッフによる、
綿密な調査によって、安全性・攻撃性が問題無い
と確認されましたので、公開に当たりました。
また、不審な動きや、異常性が確認出来た場合、
速やかにスタッフにお知らせ願います。
これは記録として残して置こうと思う。
次なる犠牲の者のためにというのと…
私がこうしないとダメだと考えたからだな。
きっとこれを見つけるのは
数時間経ってからだろうから、
一度くらいはあれを見つけたことがあるだろうが、
性質が分かっていないのが殆どだと思う。
というのも、私もそうだったからな。
あれは_____________(映像がぶれて聞こえない…)
ここに時間というものは存在していると思うか?
私が今だって分かっていないのだから、
君だって分かってないだろうな。
そうだろう?
私は老いてもいるし、その逆とも言える。
なんだって物事には逆ってのがあるものだ。
君の時間はでも…
まだ…進んでいたら…
君は「逆行」しない方がいいんだ…
私は正しく言うならきっと、
考えられていないんだと思う。
あれに考えられていないなら、
まだ____________
…公平に、分け合う権利があるのは君だけだよ
そうやって正しいならいいんだ。
いや、忘れてくれ。
犠牲者…
あまりこの言葉は正しく無いんだ、実はな!
すまないが、気分が悪い…
話してくれてありがとう、<_________>
…あぁ、これか?
記録だよ。
…いや、それは正しいが…
でも…
これは入り口に置いて欲しいんだ…
…いや、3番目でいい
………そうか。
私が置いてくるよ。
君、またな。
「…殆ど抜けてたよなぁ」
「肝心な部分が…」
「不思議な映像だったな」
「何だか異様だったわね」
「…あそこさぁ、あれに似てたくない?」