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架空作家対談 混ぜるなキケン!?  作者: 武隈 枝折
本編『混ぜるなキケン』
2/11

華僑に住んでる中国人男女の一卵性双生児!?

【琴乃】「本日はよろしくお願いします」

【角谷】「こちらこそ。で、何を話せばいいのかな」

【琴乃】「一応『お題』も用意して在るそうですが」


──抽選箱登場。


【角谷】「おや、いつの間に?」

【琴乃】「スタッフさんいわく『読者の質問等もありますので1、2問は答えて頂けると……』とのことです」

【角谷】「了解。じゃあ、折角だから一枚引いてみますか」



【角谷】「え~、最初の話題は『新元号』って。いきなり時節ネタ(※取材日2019年4月上旬)ぶち込んで来ますか」

【琴乃】「『令和』ですよね」

【角谷】「そうそう。個人的には最後に判明した『久化』が良かったんだけどな~。休暇3年って(笑)」

【琴乃】「それって干されてますよね」

【角谷】「R規制には引っ掛からないよ(笑)」

【琴乃】「あ~、R18年ね~。丙午みたいに出生率下がりそうですよね。まあその頃には私現役引退してるから(笑)。

 でも、R18って咄嗟の暦換算には便利ですよ。“令和に18年足す”って一度聞いたらまず忘れないですから」

【角谷】「おぉ、そんな裏技が」


 

【角谷】「俺、『令和』になったら後輩にメールするんだ」

【琴乃】「何ですか突然その死亡フラグは?」

【角谷】「いや~、後輩に平成元年生まれの奴がいるんだけど、事ある毎に『昭和の人』呼ばわりして来てさ~。自分だって仕込みは昭和の癖に(笑)。元号変わったら『や~い、『平成の人』~』って送ってやろうと思って」

【琴乃】「なんか拗らせてますねぇ。まあ、女性の卵子は精子と違って生まれた時に出来てる数から増えないって聞いた事があるんで、そういう意味では母親が昭和生まれなら材料の半分は『昭和』産ではないかと」

【角谷】「材料って……。自分で話振っといて何だけど、酷くない?(笑)」

【琴乃】「そう言えば、早くも改元詐欺が現れたらしいですね。未遂に終わったようですが」

【角谷】「はい、華麗にスルーされました~。

 でもって改元詐欺ね。いままでの特殊詐欺の被害に遭うのって高齢者が多かったじゃない? だけど今回その年代ってのは昭和から平成に変わったのを体験してる訳だから、『前はそんなことなかったけど?』とブレーキがかかってるのかも知れないよ。むしろ当時まだ子供だった40代以下の方が危ないかも」

【琴乃】「『前とは違う』っていわれても前を知らなきゃ説明にもボロがでますか。でもそれ言っちゃったら犯人達に対策取られたりしませんか?」

【角谷】「あ~、じゃ、まずいようならこの部分はカットで」



【角谷】「さっきの卵子で思い出したけど、この間某コンテストの下読みヘルプしてたら(応募作品の文中で)『男女の一卵性双生児』って表現があってさぁ。一般常識というか、学校で習った筈の事まで抜けていると読んでてガッカリしない?」

【琴乃】「ああ、それ分かります。『華僑に住んでる中国人』とか。仮に地名だと思っていても知らない土地なら、せめて地図上のどの辺りか確認してれば気づく筈なんですけどねぇ」

【角谷】「地名だけに致命傷で(笑)」

【琴乃】「いや、だから地名じゃないんですってば」


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