第14話 一日の終わり
街を出て少し歩いていると草原に出た。
するとそこにはあの時の魔物とドウルフが1匹いた。ちょうどいい、戦ってみるか。
ロングソードを抜き構えた。
するとドウルフもこちらに気づいたようで走ってきた。
飛びかかってきたのでまずは盾で受ける。受けた感じはなんともなかった。なのでそのまま弾いた。
すると大勢を崩していたのでロングソードで切りかかる。
ザシュッ
っと音がしてドウルフの体を一閃した。するとドウルフはそのまま倒れて動かなくなった。
あれ、案外拍子抜けだな。こんな簡単に倒せるものなのか?ドウルフをつついてみてもなんの反応もない。やはり倒したらしい。これくらいなら大丈夫そうだ。すこし射撃の練習でもしよう。
少し歩くとドウルフが2体いた。このへんは魔物がいないんじゃなかったのか?と疑問に思いつつもラッキーとも思っていた。
ここからドウルフとの距離は50m
大丈夫、狙える距離だ。
ガバメントを抜き構えセーフティを解除した。そして深呼吸してから…引き金を引いた。
パァン
と音が響き1匹のドウルフが血を吹き出して倒れた。当たった!
隣にいたドウルフは、こちらに向かって走ってきた。それに照準を合わせて引き金を引く。
ヘッドショットだ。なんの問題もなく当てることが出来た。
すると脳内にLvアップとでていた。
なのでステータスと念じてみた。
[ステータス]
神崎葵
Lv3
男
人間
装備
ガバメント ×2
ロングソード
鉄の盾
漆黒の服
黒のブーツ
スキル
真名解放=自分の真名を用いて詠唱することで各種パラメーター上昇+a
しかし、詠唱内容によって変化
リロード=MPを消費することによって現在装備している銃の弾倉を補給することができる。
召喚魔法=MPを消費し物体、人物、生物を召喚できる。しかし召喚するには詠唱が必要であり不完成な詠唱では召喚できない。召喚するものによって消費MP、期間、回数が左右される。
たしかにLvが上がっていた。
その他は何も変わっていないがこんなに戦闘が楽になったのはおかしい。とすると変わったのは服だ。おそらくこの服にはステータス上昇効果があるのだろう。不思議な服だ。
などと考えているとそろそろ暗くなってきた。今日は宿に帰ってゆっくりしよう。色々とありすぎた。
そして宿に帰って夕飯を食べて部屋に戻った。そしたらすぐに寝てしまった。