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序章~始まりの続き~

天使みたいなキャラ出せました。別に好みではないのです。

 悠斗は、望んでいなかった。誰もこんな美少女を呼べなんて言ってない……。悠斗は思っていた。

 「うぅ~、久しぶりです。外出たの。はふぅ~。」

 身体を伸ばしている謎の美少女。悠斗は、戸惑いつつ聞いてみることにした。

 「すいませんが、どちら様?」

 すると、悠斗のほうへ振り向く。彼女は、胸に手をあて高らかに言葉を発する。

 「私ですか!!私の名前は、アフロディーテと言うです!!」

 アフロディーテ……。悠斗は、思考を巡らせ考えた。

 「ハッ、まさかアフロディーテってお前、ギリシャ神話のか!?」

 「はへ?何のことです?神話って何です?」

 「えっ、だから神話に出てくる神様じゃないのかよ?お前。」

 「私は、そんな神々しいやつじゃないです。」


悠斗は多少期待したが、どうやら違うようだ。神様になんてどんな世界に行ったって会えることはないから。

 すると、アフロディーテがビシッと手を挙げた。

 「すみませんです。いろいろ聞きたいことがあるのですが……。」

 「なんだよ……。聞きたいことって?」

 「はいです!ここは何処です?」

 なんとも、漠然とした質問だなて悠斗は思いながら、ざっと漠然に返す。

 「ここは、日本の家だ。お分かりかい?」

 「日本?の家ですか。日本ですか……あまり聞いたことない場所ですね。」

 「だろうな。お前がいたところには、ないだろうしなきっと」

 「教えてくれてありがとうございますです。あと、お名前をお教えくださいませんです?」

 「あぁ、言わなくて悪い。俺の名前は、神崎悠斗って言うんだ。」

 「ゆーとさんと言うのですね!よろしくです!」

 差し出された、悠斗自身の手より一回り小さく白く細く折れそうなその手をそっと掴む。

 「あぁ、よ……よろしく頼む。」

 「はいッ、よろしくです!ゆーとさん!」

 とても綺麗な笑顔をアフロディーテは浮かべた。悠斗は、アフロディーテのことを美人だなと思っていた。

 金髪で胸は無いがスラッとしたボディ。幼さが残りつつも、その綺麗な顔立ち。現実に存在しているなら、「守ってあげたい」と思う男子に引っ張りだこだろう。なんて悠斗は考えていた。 「あぁ、俺からもちょっと聞いていいか?」

 「はい。私で答えられる範囲ならば。」

 「お前は、どこから来た?」

 アフロディーテは、悠斗が開けた箱の方に指を指し、

 「あ・な・た・が開けた箱の中から来たです。」

 「わかったよ……。悪かったな……。」

 「全くです!!こっちは命懸けだったんですから。」

 命懸け?悠斗は、少しその言葉に引っ掛かった。

 「命懸け?お前、元々なにしてたんだ?」

 「はい。私は、世界を守るために『オリンポス騎士団』の一人を担ってました。」

 悠斗は、驚いた。やっぱりこいつギリシャ神話のオリンポス12神じゃねぇか!!と思いつつ話を続ける。

 「へ、へぇ……。でさ、その箱の中には何か入ってたんだ?」 「中には、私の世界に災厄を招いた『幻魔』が封印されていたのです!!」


 『幻魔』悠斗はそんな言葉、マンガやアニメの世界とかでしか聞いたことがなかった。

 「そんなやつ、いたのか……。災厄を招くって言ったけどお前の世界にどんなものを招いたんだよ?」

 「はい……。『幻魔』は平和だった世界に自然災害、人間の欲等々数えきれないくらいです。」 「うわっ、その話まるで夢物語だな。」

 「夢物語じゃないですよ!!これは、本当の話です!!」

 と言いながらアフロディーテは、床をバンと手をつき悠斗に迫ってくる。悠斗は、急に来たため怯んでしまった。アフロディーテは話を続けた。

 「本当の話なんです……。それが、箱の封印から解かれてしまったのです……。ということは……?」

 「ということは……?」


 「んもう、察してください!!つまり、その『幻魔』がこの世界に出ちゃったんですよ!!」 「はぁ……で?」

 アフロディーテは、呆れ顔をしてため息をついた。

 「で?じゃないですよ!!事の大きさをわかってますです!?」

 「いや、漠然としすぎてわかんねぇよ。」

 「つまりですね、『幻魔』がこの世界に解き放たれたことによって世界が破滅するかも知れません!!私の世界のように……」

 「深刻な感じだけど、やっぱ漠然としてわかんねぇ……。」


 悠斗はそう言うと、頬を膨らませるアフロディーテ。

 「大変なんですよ!!では、その現状を今から見に行くです!!」

 「はぁ!?今から!?そんなんでいるのかよ……。」

 「雑魚キャラくらいならいますよ。きっと。行きますですよ!!」


 アフロディーテは、悠斗の手を掴み部屋にある窓を全開に開ける。

 「まてまて、落ち着けよ!!アフロディーテ!!」


 「行きますよ!!漠然としてるのでしょう。見ればわかります!!」

 「わかった、わかった!!信じますよ、だから外に連れ出さないで!!」

 そう言った悠斗の想いは届かず、アフロディーテは外に飛び出した。しかし、アフロディーテは気づく。

 「あれ、浮いてる……?うわっ、落ちるですぅぅぅぅ!!」

 「だから、言ったんだよ!!馬鹿ァ!!」

 案の定2人は、墜落した。

 「いててッ……。2階から落ちたのになんで生きてるんだ?俺?」

 悠斗は、周りを見回す。周りは何もない。しかし、お尻が柔らかい。

 「お……重いです。退いてください、ゆーとさん。」 悠斗は、どうやらアフロディーテのお腹に乗っていたようだ。

 「あぁ、悪い悪い!!すぐ退くから」

 「仕方ないです。落ちるの分かって咄嗟に守ったんですから。」

 「なんか……本当にすまないな。」

 「いいです!!私が知らずに外に飛び出したのが悪いんですから。」

 アフロディーテは、反省していた。悠斗もまだこっちきてすぐだし仕方ないなと思いながら「大丈夫だよ、仕方ないし」といいアフロディーテに手を差しだし立ちあがらせる。

 アフロディーテは、周りをキョロキョロし始める。すると、「アッ」っと何もない庭の一角を指差した。しかし、そこには何もない。

 「あそこに、幻魔いるですよ?見えません?」


 「いや、何にも見えませんけど……」

 悠斗はそういうとアフロディーテは、頭にハテナマーク浮かべた。すると、「アァーー!!」とまた大きな声を出した。


 「次は、なんだよ?」


すると、アフロディーテは近づいてきた。悠斗は、妹以外の美少女とは話すことすらなかったいえドキッとしていた。

 「すみません、ちょっと目を閉じてもらっていいですか?」

 「お、おぅ……」

 悠斗は、目を閉じた。一瞬、温かい光を感じた。

 「もう、目を開けてもいいですよ。」

 悠斗は、目を開ける。すると、そこにはアニメや漫画で見たことあるような生物が至るところにはびこっていた。

 「うわっ、なんだこりゃ……」

 「それが、『幻魔』ですよ!!わかりました?」アフロディーテは犬のような形をした幻魔に指を差し言い放った。悠斗は、「ま…まぁ」と納得した。


 「わかりましたけど……これどうするの?」


と悠斗は聞く。アフロディーテは、笑顔で腕を振り上げ


 「えっ、こうですよ。こう!」


そして降り下ろす。すると、犬のような形をした幻魔がグチャっと音をたてて原型を失った。すると、その場所から小さな光が飛び立ち空へ消えてった。

 「えっ……なんか、あっさりだな。」

 「まぁ、雑魚ですから!!さぁ、せっかく外に出ました。私も外に興味があります!!もうちょっと歩きましょう。」

 アフロディーテは、悠斗の手首を掴み駆けていく。悠斗は、少しドキドキしながらアフロディーテの進む方向へ。悠斗は気づく。外に出るのを嫌がっていたのに、こうして強引に外へ連れ出されている。悠斗はきっと心のどこかで外への未練があったんだろう。それを知らない彼女が引っ張ってくれた。なら、彼女が困っているときがあれば助けようかなんて悠斗は思っていた。考え込んでいると、

 「ゆーとさん、すごく申し訳ないんですがたった数ページでデカイ敵に見つかったみたいです……」

 悠斗は、確かに自分に影が出来ていたことに気づいた。悠斗は、恐る恐る顔をあげてみる。すると、視界に入ったのはドラ○エのギガ○テスのような幻魔が仁王立ちしていた。

 悠斗は、「ハァァァァァァァァ!!」と叫ぶことしか考えられなかった。

なんかグダグタしちゃったな……。唐突展開ですいません……。

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