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子供の善悪

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


注意事項2

子供に善悪の基準なんか、ありませんよ。

それくらい分かる。なんで思わない方がいい。

だから幼少期に仕込むんですよ。やっちゃ行けないこと。


なんでも許せる方向けの、生々しい話。

「大人だって善悪の基準は流動的なのに、子供にある訳無いじゃん。だから、幼いうちから叩き込むんだよ」

とある日の事、常に議論が激しいSNSを真上から見ながら、自分の意見を持つ彼女はそう言った。面と向かって戦わないのは、口が悪いのを自覚してるから。その代わり、その分りに俺に対してこうしてボヤく事がある。話を聞く事は好きなので、今日も耳を傾ける。

「何を見たんだ」

「うん? 子供が悪さをしたとか、そう言った話。実体験がないと説得力に欠けるから、またも自分語り失礼」

そう言って、彼奴は幼少期の話を始めた。


私の幼少期は今にも増してやんちゃだったよ。その上善悪の基準もなかった。まぁ子供だから当たり前なんだけどね。それを正してくれたのは、母と幼稚園の先生だった。

代表的な話をしようか。母と万引未遂の話。

まだ会計前のお菓子を持って、母を探していたんだ。外でもフリマみたいな感じて店を開いていたから、外に居るかも知れないと思ってね。

それで自動ドアを潜り掛けたんだ。その時幸運にも母が私を見つけて、その場で叱られたね。

――お前がやってる事は、万引きと変わらない。ってね。

その後はお分かり。母に首根っこ掴まれて、そのままお会計。

それから先生を探してトイレをこじ開けようとした話。

その時は皆で折り紙して遊んでいたんだ。その時、私も含めた皆がどうしても青い折り紙が欲しくなった。でも残念ながら、先生しか触れちゃ行けない棚にしか折り紙は入ってない。だから探しに行ったんだ。

先生はトイレにいた。だから私は何も考えずに、ドアの隙間に指を入れて、無理やりこじ開けようとした。『先生、いるんでしょ? 折り紙が欲しいんだ。早く出て』って。

その後もまぁ、叱られたよね。

――ちゃんと先生の元まで来て、折り紙を頂戴と言ったのは偉いけど、トイレ入ってる人を無理矢理引き摺り出さないで。って。

うん? 分からなかったよ。なんで怒られているのか。なんで叱れているのかも。ただ絶対にやっちゃ行けないって事は分かったから、これからはやらないって決めた。


まぁ世の中には、そんなの幼稚園に行ってんだから分かるでしょ。っていう人も居るけど、果たしてそこまで子供に善悪の基準は備わっているのか。私はないと思うよ。

今の私はまだ真っ当だと思うけど、いざ誰かを傷付けたらきっと止まらないと思うよ。相手が駄目になるまで蹴飛ばすと思うよ。いじめなんかがいい例で。

だからまぁ、幼い頃から仕込まないと駄目なんだよね。

まぁ、ほぼほぼ実話なんですけども。

母を探して会計前のお菓子を持って自動ドア潜りかけたのも、折り紙欲しくてトイレのドアこじ開けようとしたのも。

だからこそ、説得力はゴリラですよ。


あの時の私の心情はただ一つ。

お母さんを探さなきゃ。

この時、お菓子を持ってることを忘れてるんです。

折り紙を出さなきゃ。

先生のことは、何一つ考えてないんです。

目先の事で頭がいっぱいで、他のことに目が行かないんです。


何か夢中になってやってることがあって、それが楽しいことなら、例え悪いことでも喜んでやる。

相手が嫌がろうとも知らない。それが子供という生き物です。


だから何処で善悪の基準なんかないんですよ。

自然と分かる。なんてそんなことはありません。

それは大人の夢でしかないんです。

だから幼少期から、やっちゃ行けない事、善悪の基準を仕込むんです。まぁ、躾って奴ですね。


大人が物凄く怖い顔で怒っている。

何故悪いの過程を説明すれば、分からなくともやらなくなります。

ピッしてない物を持って外に出るのはいけない。

トイレしている人のドアをこじ開けてはいけない。

とかですね。


もしわたしが真っ当に思われているのならば、周りの大人のお陰ですよ。



追伸 レジ打ちの話がしたいと思います。


『何時も明るく、頑張ってるね』励ましてくださる方

沢山のお買い物をなさりながらも、気を使ってくださる方。

手を振られた読者モデル顔負けのご子女様。

此処で働きたい。と目をキラキラさせながら伝えて下さったご子女様。


でももう一度はコミュ障にはしんどいです。

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