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【4月コミカライズ発売!】植物魔法チートでのんびり領主生活始めます~前世の知識を駆使して農業したら、逆転人生始まった件~   作者: りょうと かえ


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720/836

720.ダンジョンへ

 俺たちはホテルを出て、レイア&ナナと合流した。……ちなみに俺はすでにぴよ着ぐるみを着込んでいる。


「おはようございます!」

「おはよ〜」


 レイアとナナも普段通りだな。ホテルの別室で就寝していたコカトリスたちも元気いっぱいだ。


「ぴよ!」(しゃっきり!)

「ぴよよー!」(今日は運動の日! れっつダイエット!)


 コカトリスたちは羽をバタバタさせている。

 うん、見るからに絶好調だ。


「さて、それではさっそくダンジョンに向かいますか?」

「ああ、案内を頼む」


 とことこと俺たちはザンザスの中心部へと移動する。壁に囲まれた、物々しい一角。そこがザンザスのダンジョンへの入り口だ。


「おお、パンフレットの絵の通りだな……」

「ぴよー。ここがダンジョンの入り口ぴよね!」

「やっぱり他のダンジョンと似てるんだぞ」


 木でできたアーチ状の門、その向こうがザンザスのダンジョンである。ここの周囲には常に人がおり、不測の事態に備えている。


 にしても、凄まじい魔力だな。あの壁を超えてからというもの、門からの魔力が俺を包む。しかし、不快感はない。例えるなら暖かい日差しを受けているようなものだ。


「今はツアー客もいません。最短距離で第2層まで行けるかと……!」

「それはありがたい」


 俺は他のみんなを見渡す。ダンジョンにはいくつも入ったことがあるが、少しだけ緊張するな。


「行こうか」

「れっつごーぴよー!!」


 俺たちは門をくぐり、ザンザスのダンジョンへと入った――が、そのダンジョンへと入った瞬間、目の前にふわもっこな物体が視界を塞いだ。


「な……?」


 門の向こう側、ぎりぎりにコカトリスがいる……?


「すやー、ぴよー……すやー、ぴよー……」


 ものすごい邪魔な位置に、ザンザスのコカトリスが寝ていたのであった。

お読みいただき、ありがとうございます。

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― 新着の感想 ―
[一言] 更新有り難う御座います。 ピヨちゃんはダイエットしても抱き心地最高!?
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