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【4月コミカライズ発売!】植物魔法チートでのんびり領主生活始めます~前世の知識を駆使して農業したら、逆転人生始まった件~   作者: りょうと かえ


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717.懇親会が終わって

 挨拶と懇親会が終わるともう日が落ち始めていた。それからホテルの宿泊部屋に移動し、俺はゆっくりと腰を落ち着けていた。


「ふぅ……」


 ナナとレイアとはすでに別行動だ。今日はこのまま休み、明日はいよいよダンジョンへと挑む。


「疲れました、ね……」

「初対面の人も多かったからな」


 ステラもソファーの上でぐてーっとしている。やはりステラも消耗したらしい。ディアとマルコシアスはウッドの膝に座って、色々と興奮気味に話をしている。


「ぴよー。あの4人目のもふっとしたのがワフ族ぴよ?」

「そうなんだぞ」


 話題にしてるのは、ザンザスの銀行家で犬っぽい種族の人だな。ニャフ族よりも背は高かったが、もふもふ度合いはほとんど同じだった。


「マルちゃんとは違うぴよ?」

「我は二足歩行しないんだぞ」

「ウゴ、あとは魔力も差があったかな? マルちゃんはけっこー魔力あるよ」

「なるぴよ!」


 さっきの懇親会で会った人たちについて、思い出しながら話し合ってる。こうして終わったあとも興味を持って話題にしてくれるなら、子どもたちを連れてきた甲斐があったというものだ。


「でも魔力がなくなって二足歩行したら、マルちゃんもワフ族ぴよ?」

「違うんだぞ」

「なんでぴよ?」


 そこでマルコシアスが人型へと変化した。


「我はこうして変身もできるんだぞ」

「なるぴよ!」

「わふ。今日は色々と学べたんだぞ」

「ウゴ、えらいえらい!」


 ウッドがマルコシアスの頭を撫でる。マルコシアスは気持ちよさそうに目を細め、それを受け止めていた。


「ウゴ、ディアも撫でる」

「やったぴよー! おにいちゃん大好きぴよよー!」


 ……ふむ。まだまだ子どもたちは元気いっぱいだな。やっぱり子どもには謎のパワーがあるものだ……。

お読みいただき、ありがとうございます。

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― 新着の感想 ―
[一言] 更新有り難う御座います。 主人公やヒロインよりピヨちゃんの方が目立っている気が……?
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