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44話:犯人発見

 その後、小学校で、その男性教師の情報を集め出すと、真面目だという話ばかりで、痴漢やセクハラの前科も問題も起こしたことがない事がわかり電気会社の人は、その会社でインターネット回線事業を始めたので、自分も入ったと話していた事を管理人が思い出した。その結果、小学校教師が一番、怪しいとわかった。そこで池野泰三と伊東徹子の2人で、その小学校教師が休みの日曜日、部屋をたずねて彼の部屋で事情を聞こうと考えた。日曜日に、その部屋をノックし、池野泰三が、探偵手帳を見せて、このマンションで、ちょっと事件の報告があって住人の男性の方々に任意で話を聞かせせていただいているのですが、御協力いただけますかと聞いた。


 すると、その教師は少し興奮したように捜査令状はないんですねと確認するのでありませんと池野が答えた。だから、任意で事情聴取に来ましたと言うと、少し考えて、今後も怪しまれるのが嫌だから、お答えしますと言った。まず、インターネット回線を入れたのには、何か特別な理由があるのですかと聞くと、パソコンは趣味で、古くからやっているので、新しいインターネットに興味を持ったからですと答えた。これに対して、池野泰三が、高尚な趣味なんですねと言僕なんかコンピューター使えなくて困ってると頭をかいた。


 次に、伊東徹子が、失礼ですが、現在、お付き合いしてる特定の女性は、いますかと聞くと、いきなり、プライベートなことを聞くのですねと言い、小学校の教師の仕事は、実に忙しくで、彼女とデートしたり、いちゃついている暇もないいのでいません。第一、もし彼女がいたとしても。小学校の近くではPTAの方の目もあるので、この近くでは、絶対に会いませんとと言った。


 続けて、冷静な子で、あっちの処理は,どうしてるんですか、ソープですかキャバクラですかと聞くと、きょうをつかれたように、驚いて、そんな乱暴な質問には、答えられませんと言うと、更に、それだけ立派なカラダして女性に興味ないというのは、そっちの気があるのかしらと、言うと、失礼なホモではないと怒鳴った。最後のこのマンションのある女性が卑猥なメールや侮辱するようなメールを知らない人から送られて、夜も眠れず、ノイローゼになっていて、このまま行くと、刑事事件になって、犯人は,逮捕されるかも知れませんと言った。


 突然、顔色が変わり、でも何もしていないのなら罪にならないでしょと言うので被害者が身体的、または精神的ショックを受け続けて、入院することになったら刑事事件になるかもしてません。今なら、まだ、彼女は入院したり、通院したりしていないから,民事で解決できるかもしれません、もう少しして、体調を壊すとやばいことになりますと言うと、今なら、まだ、穏便に済ませるんですねと、確認するように、小さな声で言った。その可能性が強いと思いますというと、観念したように、すみませんでしたと首をうなだれた。

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