12話:特殊能力者・発掘の仕事開始
1977年11月14日から、男女2名ずつ、こちらに来ると言われた。11月14日、大阪、広島の女性警官A、Bさん、札幌、仙台の男性警官C、Dさんが来た。札幌の男性警官Cさんは、保留。保留の理由はCさんには捜査を順序立てて論理的に犯人の心理状態を推測したり行動を予測する順序立てた理論的な考察に優れていて、捜査方法を進めていく上で役立つ能力を持ってる。それ以外は失格。
15日、沖縄、松江の女性警官E、Fさん、秋田、青森の男性警官G、Fさん。沖縄のEさんの直感力があると認めた。16日、女性警察官、橫浜のHさん、千葉のIさん、男性の小樽のJ、大宮のKさん、橫浜の女性警察官のHさん記憶力抜群。
17日、女性警察官、神戸のLさん、熊本のMさん、男子警察官、水戸のNさん、甲府のOさん。18日、女性警察官、松本のPさん、鹿児島のQさん、男子警察官、広島のRさん、高知のSさん
19日、女性警察官、町田のTさん、岡山のUさん。男子警察官、富山のVさん、新潟のWさん
20日、女性警察官、徳島のXさん、長野のYさん、男子警察官、山形のZさん、盛岡のA1さん
21日、女性警察官、鳥取のB1さん、徳島のC1さん、男子警察官、金沢のD1さん、新潟のE1さん。22日、女性警察官、山口のF1さん、北九州のG1さん、男子警察官、大分のH1さん、長崎のI1さん。23日、女性警察官、大阪のJ1さん、京都のK1さん、男子警察官、松山のL1さん、宇都宮のM1さん
札幌の男性警官Cさんは、保留、女性警察官、橫浜のHさん記憶力抜群。
女性警察官、神戸のLさんの記憶力、女性警察官、沖縄のEさんの直感力。
女性警察官、松本のPさんの記憶力、男子警察官、高知のSさんの推理力。
女性警察官、鹿児島のQさんの推理力、女性警察官、京都のK1さんの直感力。
以上、女性警察官6人、男性警察官2名の合計8人が最終審査に進むことになった。
12月1日から女性警察官の審査を本木徹子が行い、モンタージュ記憶試験、今迄の事件の犯人捜しテスト、写真、ビデオを見て、その人が犯人かどうか、3人中の犯人を見つける試験。顔写真、記憶テスト。男性警察官は、今迄の事件の全班を見て、今後の展開を予測する試験。男性の顔写真から殺人犯、詐欺犯、放火犯を見つける試験。
女性警察官の最終審査を本木徹子、男性警察官の最終審査を久松賢人部長が行う事になった。これを朝10時から昼休み1時間入れて、夜6時まで1日かけて審査を行う事にした。その結果、女性警察官が全員合格となった。男子警察官も全員合格となった。その後、本木徹子が女性用に2段ベッドでも良いから4人が休憩できる部屋を要求し、許可をもらい2段ベッド2つ入った、休憩室が与えられた。そして女性警察官には全国から遅れてくる犯人の可能性が高い人の写真を片っ端から見る仕事を始めた。男性警察官は事件解明に難航している事件の推知と今後の捜査方針会議に出席して、捜査に参加する仕事を与えられた。