10話:占い師・家業3
次が
「亭主と別れた方が良いかどうかで、奥さん1人ではわからないので、2人で来なさいと言った」。
「その次の相談は、今、アメリカ人の彼と付き合って同棲しているが、結婚すべきかどうか、そこで、あなたに、その覚悟があるかどうか深く聞き出すと、うわべだけなのでやめた方が良いとアドバイスした」。
「次に結婚まもない夫婦2人で相性が悪いのがわかり、離婚するか継続すべきかの相談、旦那が別れたいと思い奥さんが別れたくない事がわかり、旦那さんに別れた場合のペナルティーと置くべきリスクを話すと、もう少し様子を見て判断すると言うことで離婚はしない事になった」。 午前中の人相占いは12人のお客さんがきた。
「お客さんの空いてる間に食事を取り昼を迎えると近くのオフィスから4人がやってきて昼休み1時までに見て欲しいと言われた。自分の仕事と性格で適性があるかどうかと言う相談で努力次第と答えた。次が金持ちのお坊ちゃまとの格差結婚どうすべきか、彼を引き留める自信があれば結婚、自信がなければやめるべきとアドバイスした」。
「その他、男女の関係なったが結婚すべきかどうか、それは2人で決めろとアドバイス」。
「その他、旦那の不倫、奥さんの不倫の問題など不倫問題が3件で終了。」 午後21時になり営業時間が終了した。結局、初日30人が来て、夫婦2人での相談が2つだったので1人千円で収入が3.2万円だった。そこで、夫婦での来訪が多い方が収入増えると考え、夫婦で問題は2人でお越し下さいと事務所入り口のホワイトボードに書いた。
すると、翌日は夫婦が4組、翌々日は6組と夫婦関係の相談や彼女と彼氏の結婚の問題が多いことがわかった。そして、2度目以降のご相談は1人あたり2千円と太字で書いておいた。そして実際に相談にのると相談者が勝手に5分とか7分で帰る場合があり、1人10分にこだわる必要がない事が
わかり、相談時間、最大1人10分と書き直した。
1週間を終え、212組で、人数は240名の相談者で24万円の収入だった。 3月1ヶ月で累計客数1002組で総数が1100名だった。110万円の収入だった。そこで営業時間を朝7時から夜9時までと延長して、お客さんの空いてる時間で食事、珈琲タイムにする事にした。5月になると、ゴールデンウイークに上京して東京で就職希望の男女が相談に来た。
そして、連休中は、大忙しで、疲れて、お客さんが途切れたところで、○○時まで休憩中と看板を出した。それでも、男女の問題が多く、相談組数の130%迄増えてきて効率が良くなり、営業時間の延長で1日あたり土日は最大50組、平日は30から38組程度に落ち着いてきた。
「そんなある日、人生相談の仕事を将来したいのでアルバイトさせて欲しいという美人でグラマーな18歳高校卒業したばかりの女の子が来た」。
「そこで時給500円で雇うと言い昼食の弁当を支給すると言う条件で雇い朝は弱いので9時からで良いですかというので了解した」。
「すると6月から、お客が増えた。しかし何か割り切れない警察で仕事していたような充実感が全くなく安い金の為に働いてるだけでこれで良いのかと自問自答し悩んだ」。その結果、もう一度、警察での仕事をして世のため人のために自分の特殊能力を使うべきか悩んだ。